
ダム管理事務所前の広場に設置されたモニュメント。ダムの背後にそびえる老岳山にまつわる神話をモチーフとしている。

ダム管理事務所の表札。
有明町立浦和小学校の児童がひとり一文字ずつ書いた。
住民参加の産物はこれだけではなかった。ダム管理事務所の看板をよく見ると、文字がやや不ぞろいに・・・・・・。小学生たちがひとり一文字ずつ書いたそうで、なんとも味がある芸術品!アートといえば、ダムに設置されたモニュメントも目を引く。ダムの背後にそびえる老岳山(おいたけさん)は、今も、石や山にまつわる伝承が語り継がれている。舞い降り鎮座した石、流れ、受ける水をイメージした石のモニュメントは、生活にゆかりのある自然の象徴、道しるべなのだ。

突然、光り輝く天草の海が視界に飛び込んできた。
この地域が自然と共生し、末永く繁栄することを願う人びとの想いを感じていると、突然晴れて、雲の切れ間から太陽の光が差し込んできた。すっかり諦めかけていたが、ダム上流から天草の海が見渡せたのだ!皓皓と輝く海原が目前に広がる光景は初めて目にするもので、思わず大興奮してしまった。海の見えるダムとして、四季折々訪れる人の目を楽しませるスポットになるに違いない。
この春に浄水場が完成すれば、いよいよ住民の元に生活水が届き、安心・安全な生活を望んできた人びとの長年の夢がついに叶うことになる。上津浦ダムが人びとの生活を向上させるとともに、住民同士の絆を生み出す源となることを確信し、天草を後にした。





