
津山中央記念病院6階の屋上テラスで工事長から話を聞く筆者。
津山中央病院と健康管理センターを後にして、続いて津山中央記念病院へと向かった。旧出雲街道を通って〝むかし町家〟を見ながらの楽しいドライブだ。右手に津山城跡を臨むと、正面に記念病院が姿を現した。こちらの病院はアースカラーを基調としたタイル張りの外観で、商店街に続く町並みにもよく馴染んでいる。病院内は木質調の落ち着いた雰囲気で、曲線がうまく使われている。記念病院は長期入院患者が多いということで、アットホームな空間づくりを心がけているようだ。5階の屋上テラスからは津山城跡を望むことができ、桜の季節にはお花見に最高の場所となるに違いない。

柔らかな色調と曲面が特徴だ。
中央病院、健康管理センター、記念病院は前述した電子カルテでつながっている。また薬の処方は、病院からFAXをすれば地域内のどこの薬局でも薬がもらえるという院外処方というシステムをとっている。私自身、はじめて知ることが多かったが、病院単体ではなく、ほかの医療機関や地域の方がたとの連携によって、県北の医療が支えられているのだということを実感した。そして、「将来的には、温泉やフィットネスもできる健康増進施設をつくって、この病院を地域のメディカル&ヘルスケアセンターにしたい」という浮田専務理事の言葉に、地域医療に対する熱い思いに感銘を受けて、津山を後にした。





