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調布市は東京都のほぼ中央に位置し、新宿から電車で20分ほどの距離にある。この街では平成16年から平成25年にかけてというかなりの長期間にわたって大がかりな工事が行われている。それが調布駅付近連続立体交差事業。京王線の柴崎駅から西調布駅の約2.8㎞の区間と、調布駅から京王多摩川駅の京王相模原線約0.9㎞の区間を地下化する工事だ。
調布市は京王線が東西に走っている。また調布駅からは京王相模原線が南に延びている。このため、この上記区間には18カ所も踏切があり、朝のラッシュ時にはその多くが「開かずの踏切」となり、交通渋滞が慢性化している。また、市街地が線路によって分断されているため、踏切をなくして交通渋滞を解消し、軌道跡地利用による街の活性化を図ることを目的に、線路の地下化が行われることになったのである。
この工事は6つの工区に分割され、当社は第6工区の京王相模原線多摩川駅手前の地上取付部を担当する。そしてこの第6工区は大きく二つの工事に分かれている。一つは京王相模原線の、品川通りと交差する地点から京王多摩川駅付近までの約280mの線路の地下化工事。開削工法で施工する。もう一つは品川通りの立体化(品川仮立体)と品川立坑の構築工事。調布駅地下を発進したシールドマシンが、品川通りと交差する地点で折り返し、再び調布駅へ向かって掘削していく。この品川立坑は、そのシールドマシンを回転させるために構築するのである※1。
※1:シールド工事は他工区

鏑木所長


連続立体化事業概要図