想いを築く

Zoom UP 現場 横浜市庁舎耐震補強工事(免震レトロフィット)

安全を考慮しながら工程を決定

「免震レトロフィット」の工程の中でもっとも多くの時間を割くのが免震装置の設置。ジャッキで建物荷重を支持し、柱を切断。そこに免震装置を取り付けてジャッキダウンし、免震装置に荷重を移す。この工事では三種類の免震装置を組み合わせ計152基設置する(図-1参照)。

柱の切断については構造上の安全面を考慮して、(1)仮支持状態(ジャッキプレロードからジャッキダウンまで)の柱は6本まで、(2)隣り合う柱は同時に仮支持しない、(3)プレロード及びジャッキダウンは柱1組(2本)ずつ行う、といった取り決めがある。制約があり、なおかつ地下階での作業なので大型重機が使えず、ほとんど人力で行わなければならないなかでも円滑な進行を実現するため、綿密な計算の下に工程が組まれている。「この工事では入札時の技術提案により工期を110日も短縮する計画を立てています。これは免震部材の設置サイクルを充分に検討したからこそ。工事は段取りが命です」と越野所長は自信をのぞかせる。

図-1 免震装置配置図

「免震レトロフィット」の施工手順

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