基幹系全システムをクライアント/サーバ型に移行
2000年5月1日
戸田建設(株)(社長:戸田守二)は、本社・各支店に汎用計算機を設置して基幹系システムを分散処理で使用してきましたが、平成10年5月より業務ソフト類の変換作業を行い、平成11年11月から本社・東京支店より汎用機からサーバに順次移行作業を進め、4月より基幹系全システムをクライアント/サーバ型に移行し、全社で本稼動を開始しました。
1. クライアント/サーバシステム移行への背景
(1)社内業務システムの新規稼動システムが、クライアント/サーバ型で開発されるものが多くなってきた。
(2)各メーカーの小型機(サーバ・パソコン)の高性能化・低価格化が進んでいる。
(3)基幹系業務データと各部門内パソコンとの連携を強め、部門の立場で情報の高度利用を進める必要がある。
2. クライアント/サーバシステムへ移行のステップ
情報システム部門内に、汎用機システムよりクライアント/サーバシステムへの移行を検討する特別プロジェクトを設置して調査・検討を行い、移行作業は情報システム部門と本社および各支店が協力して実施してきました。
(1)第一ステップ、調査・検討した内容
・ 次期システムへの移行作業が容易で、移行後の運用費用が安価であること。
・ 業務ソフト類・端末機(パソコン)が継承できること。
(2)第二ステップ、実機による検証
・ 業務システム(経理システム)の一部を実際にサーバに移行し、その作業量・処理性能を検証した。
(3)第三ステップ、移行実施作業
・ 汎用機よりサーバシステムへの変換・再構築作業を行い、全店へ展開をした。
3.新システムの特色
(1)処理時間が早くなった。
・ 従来システムより、新システムは計算処理時間が平均約1/5、プリント処理時間が約1/2に低減した。
(2)省エネルギーを実現できた。
・ 従来システムより、新システムは消費電力が57%、発熱量が65%減った。
(3)費用抑制ができた。
・ 汎用機導入時と比較して、およそ3割程度安くなった。
(4)その他
・ 出力プリント類のカット紙A版化を実現して扱い易くなった。
・ 設置スペースが1/2以下となった。
・ 社内パソコンとのデータの受け渡しがスムースとなった。
・ 床下吹き出しの専用空調設備が不要で、一般空調設備でよくなり、電気代が大幅にダウンした。
