2001年1月17日

― 技術研究所外壁改修工事 ―

 戸田建設(株)(社長:戸田守二)は、合理的な建築生産工法の一環として自昇降式足場「TO-Alis(TODA Auto lifting scaffold)工法」を開発したが、この度、本工法をつくば市の同社技術研究所本館棟の外壁改修工事に採用し、工期短縮・コスト削減を実証、確認した。

 本工法は、外部足場をスクリューシャフト(ねじ切りシャフト)とナットが組み込まれたフレームに取り付け、建物側面に建てたレール上をしゃくとり虫の原理で昇降する機構。足場組み立て・解体期間の短縮、さらに足場が必要な箇所に移動可能となることによる作業の効率化から工期短縮、コスト削減効果が生まれる。

 同社技術研究所本館棟の外壁改修工事は、RC造6階、建物高さ27.7m、683枚の電解着色仕上げアルミパネルの撤去張替え工事で、今回自昇降式足場を外壁の一面に適用した。装置の昇降延べ時間は12時間で、昇降距離延べ300mの移動量。このように外部足場を移動式としたことにより、従来の定置固定式の枠組み足場を使った作業に比べ、工事期間が30%程度短縮し、仮設費用も30%程度低減することを確認した。さらに、地上から建てたレールの下段部分を撤去した状態での足場の昇降作業も行い、地上部に仮設障害物がないことによる外構工事の早期着手可能を確認した。

 今後、中高層建物の新築工事やリニューアル工事に本格的に採用すると共に、さらに改良を加え超高層集合住宅に採用する予定。


装置全景

以上