2002年7月23日

 戸田建設(株)(社長:戸田守二)は、建設業界の標準EDIである、CI-NET LiteSに対応した、購買EDIシステムを開発し、全支店に導入して行くこととなった。

 CI-NET LiteSは、企業間の電子商取引を行うに当たっての建設業界の標準規約で、実装規約 Ver.2.0は、建築見積、設備見積、購買見積、注文までの業務を対象として昨年5月に公開された。

 今回開発されたシステムは、作業所からの注文依頼のデータをもとに購買部門の担当者・管理者が見積依頼の送受信、見積比較・折衝、取引先選定、決定用見積の送受信までの一連の業務をペーパーレスで処理するもので、このシステムは、稼働中の原価管理システムや既存の購買システムと連携し、明細レベルまでのデータの有効利用、活用を図ることとしている。

 このシステムの、購買部門と協力会社間のデータ交換を行う通信部分は、上記のCI-NET LiteSのVer.2.0に準拠したパッケージを使用しており、協力会社側においては、インターネットでのメールができる環境と、データ交換用のパッケージソフトを導入していくこととなる。

 システムはすでに開発を終了し、秋口までに首都圏の支店への導入を行い、2002年度中には全支店へ導入する計画となっており、すでに昨年度から協力会社の参加を円滑に図るための、首都圏の協力会(利友会)での研修や、全国的なアナウンスを行ってきたが、現在具体的な導入に向けての説明会などの準備を進めている。

 同社では、このシステムを利用した電子取引の普及によって、双方の購買業務の省力化・効率化と経費節減が図れると期待している。

 なお同社では、システムとしての電子契約である注文書・請書への対応のほか、出来高・請求、協力会社側のASP利用への対応についても検討を進めている。

CI-NETによる購買EDIシステムの構造図

以上