フィンランド フォルツム社へ技術者を派遣
2002年9月20日
戸田建設(株)(社長:戸田守二)は、フィンランドで整備が進む放射性廃棄物処分施設の計画・設計・建設・保守技術を習得するため、国際的な総合エネルギー会社であり、エネルギー分野で長年戸田建設と技術協力関係にある、フィンランドのフォルツム社(2001年度売上高1兆2千3百億円、従業員14,803人、別紙参照)の核廃棄物部門に、10月にも技術者を派遣する。
高レベル放射性廃棄物の地層処分については、世界各国で実現に向けて取り組みが進んでいるが、フィンランドは最終処分地をオルキルオト(西海岸、ヘルシンキ北西200km)に決定し、世界で最も早く建設が始まると期待されている。フォルツム社は、高レベル放射性廃棄物地層処分の事業主体であるポシバ社の共同運営会社2社のうちの1社であり、原子力発電所2基を保有し、低、中レベルの放射性廃棄物処分場の建設およびハンドリングをロビーサ(南海岸、ヘルシンキ東北東130km)で行っており、フィンランドの法律により廃棄物の管理を任されている。
戸田建設は、フォルツム社(旧社名ネステ社)と1978年に原油、LPG(液化石油ガス)の地下貯蔵の分野で技術協定を結んで以来、25年にわたり技術協力関係を継続している。今回フォルツム社に技術者を派遣し、放射性廃棄物処分施設についても、フィンランドの技術を習得する。
戸田建設では、今後継続的な人的交流により、放射性廃棄物の処分施設の技術について包括的に技術導入を図り、フィンランドの技術を軸に放射性廃棄物処分施設建設の技術課題に取り組む方針である。
