2003年7月9日
戸田建設(株)(社長:加藤久郎)は、2001年に開発した自昇降式足場「TO-Alis」をマンション外壁改修工事(ライオンズガーデン花崎大規模修繕工事。埼玉県加須市)に適用し、住民から好評を得ている。同社では今後、マンションの外壁改修物件に対しリニューアル部門で積極的に営業展開をして行く予定である。
この自昇降式足場は、外壁全面に足場をかけるのではなく、一部分の足場ユニット(5段高さ8.5m分)を建物に固定した2本の縦レールにそって昇降させるもので、今回は、平物ユニット2セットと、初めて試みたL型コーナー部ユニット1セットの、計3セットをバルコニーのある南面、西面の2面にセットした。この足場の中での作業は、外壁の高圧洗浄、下地補修、シーリング、タイル形状の塗装吹き付け、床防水、クリーニングが行われる。
外壁のクリーニング作業は通常ゴンドラを使用することが多いが、外壁の改修工事では、単なるクリーニング作業とは異なり作業工数も多く、しっかりとした足場の上での作業が必要となるため足場をかけることになる。しかし、通常の全面足場工法を使用した場合、足場のかかる全工事期間中は建物全体を足場養生ネットが張られた状態となり、この中で生活する住民はその工事期間眺望が悪くなるだけでなく、薄暗く、新鮮な空気も入れられない生活を強いられてしまう。今回はこの自昇降式足場を使用したことにより、住戸前面に足場がかかる期間は自分のところの工事がわずか1.5ヶ月の期間だけで済んだ。これは、全面足場工法(この建物の場合4.5ヶ月)の1/3の期間になる。
また、全面足場をかけると住民以外の人が外から浸入しやすくなるが、この自昇降式足場の足場は縦レールにのり、宙に浮いた状態であるため、セキュリティー上も非常に安全である。
今後、この自昇降式足場「TO-Alis」を武器とし、同社本社リニューアルセンターと各支店のリニューアル室を中心に、高層マンションの外壁改修工事に対し積極的に営業活動をし、受注拡大を図っていく予定である。
| 【適用現場】 | |
| 作業所名 | :ライオンズガーデン花崎大規模修繕工事(第2期)H棟 |
| 場所 | :埼玉県加須市花崎北2-16-1 |
| 足場設置期間 | :2003.5~2003.12(8ヶ月間) |
| 階数 | :地上14階 |
| 設置範囲 | :南面、西面のバルコニー側2面に3セット |
| 構造 | :鉄骨鉄筋コンクリート造 |

