2003年11月12日
戸田建設(株)(社長:加藤久郎)と、沖ガラス(本社:東京都江東区)、ミヤチ(本社:愛知県豊川市)は共同で、フルカラーLED(発光ダイオード)エッジライト式外照装置「トゥインクルウォール」を開発し、東京都中央区銀座の「(仮)銀座RBMビル新築工事」(建築主:レジデンス・ビルディングマネジメント(株)、設計監理:秀和(株))で初めて施工した。
トゥインクルウォールは、特殊なパターンを有するセラミックプリントを施した高透過ガラスによる導光体を利用して、端面より入光させたLED光を面発光させる技術を応用したもので、フルカラーLEDを用いた均一面発光光源を実現し、建物の外壁などの新たな演出効果を可能にする技術である。
主な特徴は、LEDの使用で消費電力が少なく、長寿命のためメンテナンス負担を少なく、ランニングコストも低減でき、また、新開発のマイコンにより点灯制御を行い、プログラムにより多種多様な表現を行うことが可能である。導光板(ガラス)自身を発光させるため、特別なスペースは不用で、通常時はガラスとして利用でき、眺望が確保できる。
「(仮)銀座RBMビル新築工事」では、間口約4m、高さ約22m(6階建て)の壁面のガラス75枚を施工した。施工方法は、従来のサッシやガラスを取り付ける方法に電気配線のコネクタ接続が加わった程度の工法で、作業時間も通常のガラス設置工事と同じレベルである。
今回は新築ビルに採用されたが、施工が通常のガラス工事と近似することから外壁のリフォームにも対応できるほか、内装や床、柱などにも施工できることから、設計者やビルオーナーの考え方次第で、省スペースで様々な演出効果を可能にする工法として注目されている。

