2004年4月15日

戸田建設株式会社

 戸田建設(株)(社長:加藤久郎)は、顧客の建物評価と今後の維持・管理方針を策定するために、迅速に長期修繕計画が立案できるツールとして、長期修繕計画立案用の修繕・更新費計算ソフト『即LCC-R』を開発した。

 このソフトは、積算データを活用して、迅速に建物の修繕・更新費計算を行い、長期修繕計画立案のための基礎資料を作成するもので、今後、同社では全ての新築建物のLCCを算出し、ライフサイクルサポート体制の強化を図っていくとしている。

 日本の土地神話が崩壊し、不動産の価値は土地そのものではなく、そこに建てられる建物から生まれる収益にこそあると、不動産価値評価の視点が変化してきている。また、既存建物の有効活用が求められる社会動向からも、建物のライフサイクルコスト(LCC)の低減と最適化が喫緊の課題であり、長期修繕計画の作成とそれに基づく建物管理は、企業の経営戦略の一翼を担うテーマともなってきている。そこで新築建物に対しては竣工時に長期修繕計画を立案し、今後の建物運営を維持管理の面からサポートし、既存建物に対しては建物診断・評価を行うとともに、中・長期修繕計画を立案し、施設運営方針再構築に向けた諸提案を行ものである。

 ソフトの特徴は
(1) 新たに数量・単価を入力せず、工事契約内訳分析に基づく金額を入力することにより、短時間に建物実態を反映した修繕・更新費計算を可能にした
(2) 工事契約内訳の数量・単価との連携により、より詳細な再検討ができる
(3) 工事価格は、必要に応じ価格変動係数を用いることで、現在価格に修正したデータで計算することができる
(4) 計算結果は、EXCELに出力し長期修繕計画の一部として活用するが、そのまま簡易な報告書として使える標準報告書式も備える
(5) 計算結果は、イントラネットを通じて収集し分析する

 操作手順は

(1) 入力

(2) 出力

・計算の開始年は任意に指定
・出力期間は20・40・60年間から選択
・建築・設備別の修繕・更新費累計額をグラフ表示
・大分類、中分類、小分類について、1年毎・5年毎の集計表を表示

以上