2006年8月7日


戸田建設(株)(社長:加藤久郎)は、建設工事で発生する伐採材を粉砕したウッドチップを用いた木質系舗装=「グリーンウッド舗装」を、結合剤を含めた各種条件のもと、つくば市の技術研究所において試験施工を実施し開発を進めている。

グリーンウッド舗装は、本来、産業廃棄物として処理される伐採材の有効利用を図った木質系舗装である。この工法は、建設工事で発生した伐採材を原位置でチップ化し、結合剤を添加し混合撹拌後、厚さ3~5cm程度に敷き均し転圧した舗装で、天然素材を使用した木質系舗装は周辺環境と調和し、透水機能も有しており環境に優しい工法である。さらに、アスファルト舗装と比較し表面温度が上昇しないためヒートアイランド現象抑制効果も期待できる。

本工法の特長は
1、産業廃棄物となる伐採材の有効利用
  産業廃棄物となる伐採材を原位置で粉砕し、木質系舗装の主材料として有効利用するため産業廃棄物量の低減を図れる。このほか、一般の廃木材をウッドチップ化したものも使用可能である。

2、透水性が高く雨水を土中へ還元し、環境にやさしい工法
透水機能を有しており雨水を土中へ還元、舗装表面に水たまりが生じない。

3、施工が簡単で補修も容易
施工は、特殊な機械や難しい作業を必要としない。

4、親しみある、景観に優れた舗装
舗装表面が天然素材のため、柔らかさ・親しみ感があり周辺環境と調和する。

5、ヒートアイランド現象抑制効果
アスファルト舗装と比較し表面温度が上昇しないため、ヒートアイランド現象抑制効果も期待できる。

6、適用箇所
造成工事などの歩道・公園、ダム湖畔・河川堤防などの遊歩道・散策路、病院・学校など各種建物の歩行者用通路等に適用可能である。

戸田建設・環境ソリューション部では、技術研究所敷地内で各種条件下での木質系舗装の試験施工を実施し特性などについて確認している。(資料1、2参照)。 今後、国や地方自治体、区画整理組合事業、民間工事などで発生する伐採材の有効利用を通じ、当社の「グリーンウッドソイル緑化工法」とともに、循環型社会に向けて環境保全に貢献する技術として積極的に提案していく予定としている。

資料1
舗装面
写真1

資料2
戸田建設(株)技術研究所内における試験施工状況
写真2
施工状況(技術研究所)

写真4
施工状況(技術研究所)

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以上