2007年4月16日
農政局で初めてのTBMによる水路トンネルが貫通し、この度トンネル内部見学会を開催しました。見学会は貫通したばかりの5,400mのトンネルの往復ウォーキングや1,000mまでのバッテリー機関車に乗車しての見学を行い、地元一般市民を中心に230名の方が参加されました。
西諸(二期)農業水利事業浜ノ瀬幹線水路建設工事は、将来建設される浜ノ瀬ダムと配水用調整池を結ぶ延長5,400m、仕上がり内径2,300mmのかんがい用水路トンネルです。 トンネルは農政局で初めてのTBM工法により施工を行い、平成17年1月に発進したのち、今年2月16日に約25ヵ月の期間にて発進基地からダム側に到達しました。その後TBMマシンの解体を行い、今回始めて歩行にて貫通点を通行することが可能となりましたので一般公開を行いました。 見学会は、4月13日(金)と14日(土)の午前と午後の4回に分けて地元一般市民の自由参加にて開催しました。見学会の内容は、足に自信のある方の5,400m(往復11km)のウォーキング、坑内1,000mまでバッテリー機関車に乗車しての坑内見学と説明、坑外基地ではTBM掘削開始から到達 に至るまでの記録ビデオの上映、かんがい事業のパネル展示やTBMのカッター部品の展示です。また、参加者には記念品として貫通石や貫通枡、さらには解体したTBMマシンの部品を配布するとともに、見学会開始の合図は一般参加の子供たちによるクス玉開花を実施しました。
トンネルは今後23ヵ月の工期を要して二次覆工を行いますが、覆工の完了箇所から随時、照明や歩行者通路が撤去されてきます。今回の一般公開が最初で最後のトンネル内部全体の見学可能時期であり、かつ農業の繁忙期に入る直前のタイミングであったことが230名もの多数の方々 の参加につながりました。
| 工事名称 | 西諸(二期)農業水利事業浜ノ瀬幹線水路建設工事 | ||
|---|---|---|---|
| 工事場所 | 宮崎県小林市大字東方地内 | ||
| 発注者 | 九州農政局 西諸農業水利事業所 | ||
| 施工者 | 戸田・鴻池建設工事共同企業体 | ||
| 工期 | 平成16年3月15日~平成19年5月31日 | ||
| 工事内容 | トンネル工 | トンネル掘削(TBM工法) (掘削外径 φ2,800) |
5,369m |
| トンネル掘削(発破矢板工法) | 36m | ||
| トンネル覆工 (残延長は次期工事) |
72m | ||
| 調整池敷地造成工 | 1式 | ||
| 建設発生土受入地整備工 | 1式 | ||
| 管理用道路工 | 1式 | ||
