2007年11月30日
戸田建設(株)(社長:井上舜三)は、これまで鉄筋コンクリート造耐震壁に限定していた鋼管コッター工法のオープン化に鉄骨造ブレース方式の耐震補強を含め、オープン化の対象範囲を拡大することを決めました。
鋼管コッター工法は、耐震補強工事において従来の「あと施工アンカー」に代わり、鉄筋コンクリート造耐震壁や鉄骨造ブレースの接合に用いる自社開発の接合工法です。本工法は、円筒状の鋼管を既存躯体に埋め込む工法であり、「低振動・低騒音・少粉塵」の特性を備え環境に配慮した特許工法です。また、本工法は、日本建築総合試験所の建築技術性能証明を2003年に取得しています。
戸田建設(株)は、建物の耐震化工事促進に役立てようと、昨年10月に自社以外でも施工できるよう鋼管コッター工法のオープン化を宣言しました。
当初は、既存建物の耐震補強工事として施工実績や需要の多い鉄筋コンクリート造耐震壁増設をオープン化の対象としていましたが、鉄骨造ブレースによる耐震補強工事にも鋼管コッター工法を採用したいというお客様や設計事務所などの要望に応え、鉄骨造ブレースをオープン化の対象とし、対象範囲の拡大を決めました。
■鉄骨ブレース事例写真
接合部状況
施工事例
改正耐震改修促進法の施行から約2年が経過しようとしていますが、耐震補強が必要な建物はまだ数多く存在しています。戸田建設(株)では、このオープン化の対象拡大により耐震対策がさらに進み、人命や建物等に対する地震リスク軽減の一助になることを期待しています。
注1) オープン化:自社技術を自社による施工に限定せず、他社による施工も容認すること。
□「鋼管コッター工法」の特長
- 低振動・低騒音・少粉塵の環境配慮型耐震補強工法
- 仕上げモルタルの撤去工事が不要
- 既存躯体の鉄筋を傷つけない(定着深さは、鉄筋のかぶり厚以下でOK)
- 既存建物がSRC造の場合でも、鉄骨の影響を受けずに施工可能
- 他の工法に比べて短工期で施工可能
- 学校・病院・ホテル・精密工場など、静かな環境で建物を使いながらの工事に最適
■鋼管コッター工法(鉄骨造ブレース)概要図
■鋼管コッター工法(鉄骨造ブレース)詳細図
