2007年12月20日
戸田建設(株)(社長:井上舜三)は、12月1日(土)、最大震度6強~7クラス の地震が発生したことを想定し、2006年7月に策定した事業継続計画(BCP) をもとに、本社及び3支店の役職員約1,000名が参加し、今回で2回目となる 総合震災訓練を行いました。
訓練を行った名古屋・大阪・広島の3支店では、当該支店が管轄する地域内で発
生した地震により被災したことを想定し、マニュアルの確認、社員とその家族の安
否確認、災害復旧支援システム(TIP-DR)で抽出した当社施工物件の踏査及
びお客様の訪問確認などを行いました。
同時に、本社では東海地震(震源地:静岡県御前崎沖)発生を想定し、災害対策
統括本部を設置して、テレビ会議システムを使って被災した支店から双方向で情報
の交換・集約、支援体制の確立などのシミュレーションを行いました。
今回の訓練では、マニュアルに記載されている事前準備した項目を訓練するだけ
でなく、刻々と変化する状況に対応することを目的としました。そのため、次のよ
うな特徴があります。
第1として、本社及び3支店では、「災害イマジネーション」を発揮させながら
訓練を行いました。被災後48時間以内に復旧工事・措置を開始するまで、時系列
でどのようなことを行う必要があるのか、シミュレーションしながら地震対策工程
表を作成し、準備可能なことと準備不足なことを把握しました。
第2として、シナリオ通りの訓練とはしないということです。各支店での地震規
模と被害想定は事前に決めましたが、被災後どのような対応をするかは、支店独自
に想定しましたので、各支店の訓練状況や報告内容もそれぞれ違っていました。
第3として、本社は、首都圏以外での地震発生の際に、情報の集約拠点として、
また支店体制の要として機能することから、災害対策統括本部を設置して、被災地
を支援するためシミュレーションを実施しました。
なお、安否確認状況について、3支店の全役職員に安否確認の電子メールを送信 し、1時間以内に報告があったのは63%、4時間半後で98%と概ね良好な結果 が出ております。
また、総合震災訓練に先立ち、11月29日(木)には、本社・東京支店の役職 員を対象に、一斉帰宅訓練を行いました。訓練には約230名が参加し、13方面 に分かれて、本社社屋(東京都中央区)から7Km 先の最寄駅まで徒歩で帰宅しまし た。
戸田建設は、災害時にお客様の事業継続を支援するとともに、インフラ復旧に貢 献することが、建設業の使命だと考えています。その使命を果たすためにも、訓練 を通して新たに抽出された課題への対応を行い、より実効性の高いシステムの構築 を図っていくと同時に、全支店を通じて危機管理意識を共有していきます。
災害対策統括本部(本社)
本社・支店間のテレビ会議
災害対策本部(名古屋支店)
一斉帰宅訓練(本社・東京支店)
