2008年1月23日
戸田建設株式会社
西松建設株式会社
戸田建設(株)( 社長: 井上舜三) と西松建設(株)( 社長: 國澤幹雄) は、晴海小野田レミコン(株)( 社長: 吉野友康)と共同で、設計基準強度150N/mm2の超高強度コンクリートについて、建築基準法第37条に基づく国土交通大臣の材料認定をそれぞれ取得しました(戸田建設:MCON - 1765 ,西松建設:MCON - 1770)。
両社は、これまでFc100N/mm2までの材料認定を取得済みですが、更なる高層化や設計プランの自由度向上など、顧客の要請に対応するために、150N/mm2の共同研究開発を進めてきました。
このたび、大臣認定を受けた超高強度コンクリートは、
- 1.Fc150N/mm2の安定した性能を確保するために、使用材料である結合材、細骨材、粗骨材および化学混和剤を各種試験により評価し、厳選しています。
- 2.水結合材比が極めて小さく粘性が大きくなるので、施工性を確保しつつ材料分離を防止する技術を開発し、スランプフロー 75cmという高い流動性を実現しています。
- 3.レディーミクストコンクリート工場で製造し、アジテータ車で工事現場に搬入し、バケットを用いて型枠に打込みますが、施工方法とコンクリートの品質については、実大施工実験を行い、高い品質を確保できることを確認しています。
今回の技術研究開発に際して、超高強度コンクリート特有の自己収縮につきましては、制御技術を確立し、自己収縮によるひび割れを防止する技術として採用しました。また、耐火性能につきましても、火災時の熱で生じるコンクリート内部の水蒸気圧を軽減し、コンクリートの表層の剥離、飛散を防止することにより耐火被覆を不要とする技術を確立し、採用しました。
両社は、今回の大臣認定取得により、首都圏で今後数多く予想される超高層RC集合住宅を中心とした開発事業の施工体制を確立したことから、今後の受注拡大に積極的に取組みたいとしています。
以上
