RMブロック耐震壁を開発
2008年10月17日
戸田建設(株)(社長:井上舜三)は、耐震補強工事において、間接接合部に鋼管コッター工法を使い、ユニット化したコンクリートブロック(RMブロック)を組積し、その空洞部内に高靭性モルタルを充填する耐震壁(以下RMブロック耐震壁)を開発し、2008年7月1日に建築技術性能証明(GBRC性能証明 第03-04改2)を取得しました。この構法は、簡易に短工期でかつ居ながらに施工できる耐震補強構法で、従来のRC耐震壁と同等の強度を有しながら型枠工事の大幅な削減を可能にした環境配慮型耐震補強構法です。
戸田建設では、従来の耐震補強工事で問題となっていた工事中の騒音・振動・粉塵の発生を抑える「鋼管コッター工法」を開発し、既に、病院や商業施設、オフィスビル、大学等の耐震補強に幅広く採用されています。適用した某病院では施工していることが分からないほどの静かな工事であり、高い評価を得ています。また、新潟県中越沖地震、岩手宮城内陸地震等において、本工法の有効性も実証されています。
従来の鉄筋コンクリート耐震壁は、あと施工アンカーを打設し、鉄筋を組み、型枠を設け、コンクリートを流し込むという方法が一般的ですが、それぞれの工程で騒音・振動・粉塵が発生します。今回、戸田建設が開発したRMブロック耐震壁は、型枠工事を大幅に削減することで、さらなる短工期を実現します。また、RMブロックの大きさが400㎜×200㎜×200㎜、重量14.5kgと軽量であるため、現場内での運搬、組積等の施工性に優れ、省スペースでの施工が可能です。また、型枠工事や大掛かりなポンプ車によるコンクリートの打設が無いため、ほとんど騒音、振動や粉塵が発生しません。
今後、戸田建設は、「鋼管コッター工法」と「UFCブロック」や「RMブロック」等を組み合わせ、耐震補強工法メニューの一つとして居ながらにして施工可能な耐震補強技術をさらに進化させていきます。
なお、RMブロック耐震壁とUFCブロック耐震壁は特許出願中の構法です。
RMブロック耐震壁の概要


RMブロック耐震壁

RMブロック
以上
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