2010年2月2日

戸田建設株式会社(社長:井上舜三)は、このたび、計測機器メーカーの日置電機株式会社およびシステム開発メーカーの株式会社ラプラス・システムと共同で、オフィスビルや工場のCO2排出量をリアルタイムに表示できる「CO2見える化ビジョン“COMPAS”」を開発し、全国のCO2削減に取組む企業および事業所に向けて販売を開始しました。

1.開発の背景

我が国は京都議定書の第一約束期間内(2008~2012年)に温室効果ガスを1990年比マイナス6%まで削減し、更に、鳩山首相の国際公約により2020年までに1990年比マイナス25%まで削減しなければなりません。今年4月からは改正省エネ法などのCO2削減規制が始まり、規制対象の企業および大規模事業所は、排出目標達成のため、組織的および計画的な取組みと、また、排出量取引に向けた準備を進める必要があります。

2.CO2見える化ビジョン“COMPAS”の概要

CO2見える化ビジョン“COMPAS”は、ビルの電気およびガスなどのエネルギー使用量を遠隔監視する装置と、それらデータの集計、CO2量への換算およびモニター表示などを行うソフトとを組み合わせたエネルギー監視システムで、次のような機能があります。

(1) 企業または事業所のCO2排出量を“見える化”します
ビルの電気、ガス、水道などのエネルギー使用量を自動集計し、CO2排出量に換算して現在までのCO2排出量と排出目標値とを日単位、月単位、年単位でリアルタイムに表示するため、使用者はその差異の最新情報を的確に把握し対策を講ずることができます。

(2) 本社部門で全国の事業所のデータを一元管理することができます
省エネ法の規制対象となる企業の全国事業所のエネルギーデータを本社部門で一元管理することができます。そして、これらのデータを大型ディスプレイで表示することにより、社員のCO2削減の意識改革や行動を促すことができます。

(3) 排出量取引の予算化などを支援します
年度末のCO2排出予想量を計算することにより、期中において年度末のクレジットの過不足量を予想し、排出量取引の際のクレジット購入などの予算化を支援します。CO2排出量の計算方法は環境省・自主参加型国内排出量取引制度(JVETS)および東京都・環境確保条例など様々な規制に適応できるようになっています。

図-1 “COMPAS”のネットワーク図

図-2 大画面ディスプレイ4 分割表示例

COMPAS”の主な特徴

  • ビルの電気、ガス、水道などの使用量をリモート検針により集中表示します
  • エネルギー消費量をサーバー(PC)で一元管理します
  • CO2排出量を自動計算しディスプレイに同時表示します
  • 削減義務率の入力によりCO2排出目標値を表示します
  • 現在までの実測値と排出目標値とを同時表示します
  • 年度末の差異をクレジット予想量として表示し予算化を支援します
  • 24時間、月間、年間のCO2排出量推移をスクロール表示します
  • お知らせ看板、ライブカメラ画像、お天気情報なども表示できます

お問い合わせ先
戸田建設(株)  エンジニアリング部(市川)
TEL 03-3274-4357

以上

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