2010年2月23日

人類は、地球上でこれまで永い年月をかけて育まれてきた生物多様性による沢山の恵みを享受してきました。しかし、産業革命以降の大規模開発によりその恵みを急速に失いつつあります。今年は、国連が制定した「生物多様性年」であり、今年の10月には名古屋で生物多様性条約締結国会議(COP10)が開催され、世界的な生物多様性の保存と利用の持続を目指した対策が検討されます。このたび戸田建設(株)(社長:井上舜三)では、生物多様性の保全とその持続に関する重要性を社員一人一人が認識し、建設業務に展開するために、「戸田建設 生物多様性行動指針」を策定しました。今後、この指針に従って全社的に生物多様性への対応を推進し、建設事業を通じて「生物多様性の創造的再生」を目指します。

これまで、戸田建設では建設工事中における絶滅危惧種のオオタカ、オジロワシの生態系への配慮、河川工事におけるサンショウウオや河川生物(魚、貝、底生生物)の保全、海の離岸提での藻場の造成、筑波技術研究所につくった屋上ビオトープでの生物多様性の研究、ヤマネの巣作りなどに取り組んできました。今回策定した「生物多様性行動指針」では、「基本理念」と「行動指針」から構成され、これまでの実績をもとに、生物多様性に対し全社的に取り組むための指針を示したものです。

2/26日(金)~28日(日)に福岡でおこなわれる「生物多様性EXPO2010in福岡」に戸田建設の生物多様性に対する取り組み事例とこの生物多様性行動指針を出展する予定です。

※「生物多様性」とは:
生物多様性とは、一般的に次の3つの多様性を指す。(1)生物が暮らす森林、里地里山、河川、湿原、干潟、サンゴ礁などいろいろなタイプの自然の「生態系」の多様性、(2)動植物から細菌などの微生物にいたるまで、いろいろな生きものの「種」の多様性、(3)また同じ種でも異なる遺伝子を持つことにより、形や模様、生態などに多様な個性がある「遺伝子」の多様性。
戸田建設は、この生物に関連した3つの多様性に人間の様々な活動を加え、それぞれがバランス良く生存していることを重要視し、次のように定義する。
「さまざまな環境の中で、さまざまな生物がバランス良く生存している状態」

戸田建設 生物多様性行動指針

資料1

以上

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