2017年8月9日

当社のCO2排出削減目標が、科学的根拠に基づく目標であることが認められました。
戸田建設(株)(社長:今井雅則)は、国際的イニシアチブであるSBTi(Science Based Targets initiative)(以下、SBTイニシアチブ)に、自社のCO2排出削減目標値とその根拠を提出し、審査を受けていましたが、2017年8月4日に認定を受け、SBTイニシアチブのWEBサイトに掲載されました。日本の建設業界では初めてのことです。
これは、当社のCO2排出削減目標設定が科学的に根拠があり、産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるというパリ協定の目標値達成に貢献することが認められた証です。

1.SBT認定について

SBTイニシアチブは、CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体が2015年に共同で設立したものであり、産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるために、科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出削減目標(SBT)の設定を企業に働きかけています。なお、SBTの設定有無はCDPによる評価項目※1としても採用されています。
現在、世界で293社(2017年8月4日時点)がこの取り組みに賛同し、そのうち62社(日本では9社)の目標が承認され公開されています。

SBTマーク

2.戸田建設のCO2排出削減目標

今回SBTイニシアチブから承認を受けた目標は、Scope1※2、Scope2※3の排出総量を2030年、2050年に2010年比でそれぞれ35%、57%削減するものです。また、Scope3※4については、原単位※5で2050年に2010年比55%削減します。
当社は、「TO-MINICA(低炭素施工システム)※6」の使用、再生可能エネルギーの積極的な採用により、建設現場において自社が直接排出するCO2を削減します。また、高い環境性能を持つ省エネビルの設計を推進することで、当社が設計施工を行った物件のライフサイクルにおけるCO2排出削減に取り組んでいます。
昨年のCDP A List認定に引き続き、SBT認定を受けたことは、当社の環境への取り組みが高く評価されたものと認識しています。これからも、SBTイニシアチブから承認を受けたCO2排出削減目標に従って、確実に気候変動対策を実施してまいります。

  • ※1 当社は、「CDP2016気候変動」で最高評価(Aリスト)の認定を受けました。
  • ※2 自社の建設現場等で使用したガソリン、軽油、灯油等に伴う直接排出
  • ※3 自社が購入した電気、熱等の使用に伴う間接排出
  • ※4 事業活動のサプライチェーンに伴う間接排出
  • ※5 当社が施工し、竣工した物件における床面積当たりのCO2排出量(t-CO2/m2
  • ※6 当社独自の、建設工事施工中のCO2排出量を削減する仕組み

CDP A Listマーク