建設に化学。
この組み合わせが、強みをつくる

  • エンジニアリング
  • K.S
  • 価値創造推進室
    エンジニアリングユニット
  • ※所属部署は取材時時点のものです
profile
大学では化学を専攻し、アンチエイジングについての研究をおこなっていた。将来は研究開発への道を志していたものの興味は一変して、建築業界へ。母校のキャンパスを戸田建設が手掛けていることに縁を感じたことに加え、会社訪問の際、化学の専門知識が建築でも活かせることを聞き、入社を決意した。現在は、その知識を活かし、生産・物流施設の営業から、現場支援までのサポート業務をおこなっている。

建設というハード面で
化学の知識を活かす
子供の頃の夢は、医薬品か化粧品関係の仕事をすることでした。少し変わっていると思われるかもしれませんが、薬を飲むのがなんとなく好きで、興味があったんですね。また、母が持つ化粧品にも興味があったのですが、お化粧をするというよりは、「こんな化粧品がつくれたら楽しいだろうな」と思っていました。そして、小学校で理科が好きになってからは、化学の道へまっしぐら。大学では応用化学を専攻し、将来は研究開発に携わるのだろうと思っていたのですが、ある出来事をきっかけに興味の軸が変わりました。
大学時代、研究室があった敷地内で、新しいキャンパスを建てる工事をしていたのですが、工事がはじまった途端に、研究目的で飼育していたラットが全滅してしまうということがありました。原因を探るうちに、建築工事で出る粉塵が、ラットにとって有害だったことが分かったんです。そこから、「飼育環境には建築が深く関わっている」ということに興味を持ちはじめました。そして、たまたま参加した戸田建設の説明会で、土壌汚染や建材などに化学の知識が役に立つことを聞き、そのまま入社を志望しました。現在は、医薬品や化粧品の生産・物流施設、研究所への建築計画へ携わることができているので、小さい頃の夢は叶ったと言ってもいいかもしれません。

プロフェッショナルとして
プロジェクトを川上から支える
価値創造推進室には様々なユニットがあり、環境やエコ対策、新規事業、特殊技術支援、技術研究開発など、幅広い分野で専門知識をもって顧客視点で独自の価値を生み出すことを目的として、業務に取り組んでいます。その中で、私が所属する生産・物流チームは、食品、医薬品、化粧品、化学薬品などの生産施設や研究所の初期段階から計画に携わり、提案書の作成や特殊技術の設計・施工支援などをおこなっています。
そういった施設にはクリーンルームだったり、医薬品を製造する機械だったり、特殊なものを設置するので、空調や給排水の設備も特別なものになるんですね。また、商業施設やオフィスビルなどとは異なり、着工するまでのハードルが多く、その道筋をうまく描かなければなりません。そこで、私たちの出番になります。プロジェクトのはじまりから最後まで、営業や設計、現場、関係する各部署、様々な方と一緒に、オール戸田で携わり、竣工できた時はやりがいを感じます。

子育てしながらでも
働きやすい環境で次のステージへ
今後は、専門家として役に立つために、建築整備士の資格取得を目標としています。そのためには、時間をうまく使わなくてはなりません。
私はこれまでに、2回の産前休暇と育児休暇を取得し、第2子出産後には、時短勤務を使って働いていました。いまは、フレックスタイム制度を利用し、育児と仕事を両立しています。その他にも、リモートシステムを使った在宅勤務も可能ですし、育児や介護に携わる社員だけでなく、全体的にフレキシブルに働きやすい環境がどんどんできあがっていると思います。また、上司や周りの同僚も、子育てに参加している方が多く、子供の急な発熱などで、急遽休まなくてはならなくなった時に、お互いに助け合う雰囲気があることが嬉しいですね。長く働けることは間違いありません。いまの環境で、いまできることを最大限に活かし、努力を怠らず、しっかりとメリハリをつける。そして、プライベートも仕事も充実させていきたいと思っています。

内定者からのQ&A

これまで一番大変だった時期のことを教えてください。
入社5年目の頃から、それまで上司がおこなっていたスケジュール管理や会議の司会進行などを、自身でおこなうことが増え、その時期が一番大変だったと感じます。はじめのうちは、知識・経験不足も相まって、プロジェクト初期にきちんと工程を組んで進めることが難しく、お客様、社内、協力会社との調整も、会議での司会進行もうまくできないことが多々ありました。しかしながら、上司や先輩にフォローして頂くことで何とか乗り越えることができました。それ以来、一緒に協働するメンバーとのコミュニケーションが、何よりも大切だと考えています。
仕事のモチベーションを保つ秘訣を教えてください。
社内では、上司、先輩、後輩と一緒に仕事以外の話をすることも多いですね。育児や趣味、おいしいお店の話など、共通の話題で楽しく盛り上がっています。また、昼休みには有志の女性社員でランチやヨガ、周辺散策に出かけたり、チームでの夕食会をおこなったり、仲間同士でのコミュニケーションを積極的に取ることで、仕事もスムーズに進んでいると感じます。また、プライベートでは、子供と過ごす時間を大切にしながらも、たまには息抜きとして夫に子供を預け、趣味の演劇鑑賞をする時間を楽しんだりもしています。

WORK FLOW

とある一日の流れ

08:30
子供の見送り
10:00
出社、メールチェック、タスク管理、資料準備
10:30
チーム打ち合わせ
12:00
昼休憩
13:30
他支店とTV会議
15:00
客先会議
18:00
帰社後、資料作成
18:30
上司へメール・電話にて業務報告
19:00
退社
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