地球の明日を考える

地球にやさしい施工をします

CO2の削減

CO2削減実績

施工時のCO2排出量と原単位の推移

建設会社が排出するCO2の中で施工段階の排出量が約90%を占めます。私たちはこれを削減するため、総排出量はもとより、施工高に左右されない『原単位』※についても1990 年比2020 年までに40%削減を目指しています。

施工段階でのCO2 削減活動は、2009 年10 月首都圏から試行導入し、2010 年4 月より全国展開を図っています。2011年度実績は、原単位19.6t-CO2/ 億円(1990 年度比▲31.4%)、総排出量87,862t-CO2(1990 年度比▲54.3%)となり、目標値をクリアしました。

※原単位:施工高1億円当たりのCO2排出量

作業所でのCO2削減技術

1990年比2020年までに40%削減を達成するために、低炭素施工システム(TO-MINICA)を考案しました。この手法に基づいて、設計図・施工図に基づくCO2 排出量の算出から、削減計画の策定までを迅速に行うことができます。

ロゴマーク

下記項目をテーマに設定した62の削減メニューの中から、各作業所の特性に合わせたものを選択し、省エネ施工を実現します。

  • 省力・省資源・省エネ工法の採用
  • 省燃費運転の推進
  • 建機のハイブリッド化、高性能化
  • トラック・乗用車の燃費向上
  • BDF(バイオディーゼル燃料)の使用
  • 燃料の脱炭素化
  • クリーン電力の活用
  • 戸田カーボンニュートラスキームの活用
  • 省力化・工業化・複合化推進
  • リデュース・リユース・リサイクルの推進

BDF(バイオディーゼル燃料)

自社精製のBDFを建設機械で使用しています。廃食用油から製造されたBDFを使用した場合は、カーボンニュートラル効果によりCO2排出量がゼロとされます。当社ではJIS規格に合致した高品質のBDFをバックホウ(掘削機)等で活用しています。

省燃費運転の推進

運転者にCO2削減に繋がる省エネ運転講習会を実施。

ゼロエミッション

徹底したごみの分別により現場の廃棄物を可能な限りリサイクルしています。右写真は、現場から発生した木材をチップ化している状況です。チップはパーティクルボードへ再生します。この結果、全国の現場での最終処分率は4.2%へ抑えることができました。

グリーン調達品目

建設物のライフサイクル全般にわたる環境負荷低減を目指し、グリーン調達を推進。(写真は再生アスファルト)

建設廃棄物の削減

ゼロエミッションへの取り組み

キャナルワーフタワーズ

山田川ダム

戸田建設は、2000 年に建設業初のゼロエミッションを「キャナルワーフタワーズ」の作業所で達成。
さらに2005 年には工事だけでなく、現場事務所や宿舎から発生する一般廃棄物や仮設物などの全てをリサイクルする「完全なるゼロエミッション」を広島県発注の山田川ダム本体工事において達成しました。
以後の物件においても引き続きゼロエミッションを達成すべく廃棄物の削減・分別に取り組んでいます。

3R活動の推進(Reduce、Reuse、Recycle)

Reduce(リデュース)

建設廃棄物の発生を抑制します。

断熱材を型枠として使用し、型枠材廃棄物を削減

ボードのプレカットによる廃棄物削減

Reuse(リユース)

現場で発生した副産物を現場で再使用します。

ダム工事の基礎掘削で発生した大量の転石を、ダム管理棟や周辺公園の法面保護材料として再使用

耐久性のある容器を用い、繰り返し使用することで廃棄物を削減

Recycle(リサイクル)

現場で発生した副産物を現場で再使用します。

現場で発生した伐採材をチップ化し舗装材として利用(グリーンウッド舗装)

現場で発生した建設汚泥を固化材にて改良して、建築物の周辺の埋め戻し土として利用

アスベスト無害化工法

無害化炉内部燃焼状況

アスベスト(石綿)は天然の鉱石で、かつては建材の耐久性や耐熱性を高める目的から大量に輸入され使われていました。その量は970万トン、そのうちの90%が建材に使われていました。その後、アスベストによる健康障害が起こることが判明し、平成18年には使用が全面的に禁止されました。
しかし、現在でもアスベスト含有建材は多く存在し、屋根や外壁に多く使われた「スレート」や「ケイカル板」は、今後年間数百万トン廃棄処理される予測です。
私たちは、建材に含まれるアスベストを無害化し、建材原料としてリサイクルできる技術を保有しております。
加熱炉の中で、建材を950℃で熱しながら過熱蒸気を吹き付けることで、含有アスベストが化学変化し、完全無害化(非アスベスト化+非繊維化)します。