地球環境に配慮したい

ヒートアイランド対策

都市部の気温が数度高くなるヒートアイランド現象は、冷房エネルギーの悪循環を生み、局地的集中豪雨や光化学オキシダントなどの汚染物質生成を助長するといわれています。
ヒートアイランド現象の原因には、都市部で緑が少なくなり、地面が熱をためやすいアスファルトやコンクリートに覆われていること、空調などの人工排熱が大量に発生していることが挙げられます。また、ビルに遮られて風が通りにくいことも影響しています。

ヒートアイランドを緩和するために、建物としてできること、地域自治体レベルでできることをご提案します。

エコクーリング舗装

「打ち水」には、水が蒸発するときの気化熱により地面の温度を下げ、さらに大気の温度も下げる効果があります。
エコクーリング舗装は、雨水などの水分を吸収し蓄える保水性を飛躍的に高めることで、打ち水のような効果をもたらす舗装です。

都市部のアスファルト舗装に適用することで、大きなヒートアイランド現象の抑制効果が期待できます。

エコクーリング舗装は、保水材に本来廃棄処分されてしまう浄水場発生土(脱水ケーキ)を使用した、「環境にやさしい」保水性舗装です。

保水材注入状況

グリーンウッド舗装

舗装面と施工状況

「グリーンウッド舗装」は、建設工事で発生し、本来なら産業廃棄物として処理される型枠などの伐採材の有効利用を図った木質系、ウッドチップ舗装です。
天然素材を使用した木質系舗装は、周辺環境と調和し、透水機能もある環境にやさしい工法です。

アスファルト舗装と比較し表面温度が上昇しないため、ヒートアイランド現象抑制効果も期待できます。

建物緑化

建物の屋上や壁面のコンクリートは、熱をためやすくヒートアイランド現象の一因となっています。
屋上や壁面の緑化により、建物屋上や壁面の温度上昇を抑えることができます。

また、芝生による屋上緑化の断熱効果は約22mmの厚さの断熱材に相当し、夏はさらに蒸発散効果も加わるため、冷房エネルギーを抑えることができます。

薄層・軽量な芝生による屋上緑化例

ミスト噴霧

屋上ビオトープでのミスト噴霧

空気中に「霧の打ち水」をし、屋外や半屋外空間、冷房の無い大空間などで涼を得る技術です。
必要とするエネルギーやCO2排出量が少なく、ヒートアイランド現象の緩和効果も期待できます。

熱・流体シミュレーション

国土交通省が平成16~18年度に行った技術開発プロジェクトで、「風の道」がヒートアイランド現象の緩和に効果的であることが確認されました。

熱や気流などの様々なシミュレーション技術で、計画地周辺の風の流れを予測し、「風の道」を意識した計画をご提案いたします。

建物周辺の風速分布解析例

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