環境に優しく、健康で快適な「住まい」づくりに取り組むために

住戸プランイメージ

―「土間」のある家―

  • プランターや囲炉裏の置き場、また趣味の作業場として使用するなど通常住戸内では行えないような半屋外的な使い方が可能な「土間」を設けます。
  • 土間に隣接するリビングは土間側に大きく開放され、夏場においてはスラブの畜冷効果による「涼しさ」も期待できるなど「土間」は多機能空間としても効果を発揮します。

快適な室内空気環境を維持するための換気設備

  • 適切な圧力損失計算に基づき、優れた耐久性と信頼性を持つ「排気型セントラル換気システム」の導入による快適かつ健康的な室内空気環境を実現します。

快適な室内空気環境を維持するための内装

  • 多孔質な特性により、「消臭性」「吸放湿性」「通気性」を発揮し、室内の空気環境を快適にする珪藻土を採用します。また、古くから防腐・防錆・抗菌性を求められる玄関や台所の床に施され、その安全性に優れる「拭き漆」などの自然塗料を積極的に採用します。

水との対話

SI方式の登場により、住戸プランの自由度は飛躍的に高まりました。特に設備配管は配水管を含め共用部のPS(パイプシャフト)内に計画することで、配管のメンテナンスはすべて専有部分に立ち入らないで済みます。さらにPS内に更新工事用の予備スリーブを用いて更新工事の予備スリーブを設置することにより、設備配管の更新時に、このスリーブを用いて先行配管し、排水横枝管などを新設竪管へ接続替えするだけで更新できます。このような技術をより確実にするために、全自動給水方式のオリジナル生ごみディスポーザ排水システムの開発商品化や、実配管のモデルによる実証実験など、独自の技術開発に取り組んでいます。

配管および共用シャフト概念図

ディスポーザ排水による配管勾配実験
ディスポーザ排水の配管の勾配は一般的に1/50といわれていますが、本当にそうなのか、実際のディスポーザに接続された実物大の透明な配管を実験室にセットし実験を行い、適正勾配を検証しました。

風との対話

超高層建築物の風環境および風荷重における法的基準はありますが、より現況に即した設計を行うために、技術研究所による気流解析や風洞実験を行うことが一般的です。また、さらに市街地気候解析システムを行うこともあります。これらは風による建物自身や周辺環境への影響を未然に軽減することが目的であり、建築の最適な形状や仕様を導き出すためです。また特にボイド(吹抜け)型の超高層住宅などは、外部の風環境やボイド内上下の温度差によるドラフト現象などについても気流解析を行い、その結果を設計に反映することで、快適性を高めていています。

風環境解析システム

熱・流体シミュレーション

市街地気候解析システム
市街地の気温分布を予測する技術。開発エリアの緑地面積の違いが気温にどのように影響するかを評価することができます。

ボイド空間環境解析システム

音との対話

近年、住環境において居住者がもっとも気にするのは、音の問題です。外部騒音、上下階間、隣戸間の音、あるいは風切音のような特異な音など、音に関する要求は様々です。また、騒音の発生原因は多岐にわたり、人によって音の感じ方も異なります。このような音への取り組みは、技術研究所を中心に設計時と施工中そして施工後に行っています。設計時は環境騒音の測定結果や床衝撃音の予測結果、あるいは実験データをもとに、仕様の選定や構造を決定します。施工中は躯体完成時に目標性能確保を試験により確認し、内装施工後に再度試験を行ないます。試験中、意外なところから意外な音がしたりすることもあり、それらに対応することによってさまざまなことが解明されてきました。こうした行為の積み重ねによって得た豊富なデータは、住空間建築の品質の向上に生かされています。

騒音・遮音対策技術

超大型スラブ床衝撃音予測技術
超大型スラブの床衝撃音遮断性能の予測を精度よく行うため、実大のモデル実験棟を建設して予測を行い、性能要求値を満足することを確認し、実施設計へと進めています。

シックハウス対策

安心・安全な住まいとして、健康を脅かす化学物質による汚染対策を行い、住み心地の良い室内環境を提供します。

シックハウス・シックスクール対策

室内化学汚染対策システムのフロー