発泡セラミックス緑化工法
技術概要

発泡セラミックス緑化工法は、発泡セラミックスを植生基盤材として、水路の壁面等に設置することで、水路の水分や自然の雨水を吸収、保持し、植物の生育環境を創造します。従来、緑化が困難なとされていたコンクリート垂直壁面等を緑化する工法です。
発泡セラミックスとは、二酸化ケイ素および酸化カルシウムを主成分とする鋳鉄スラグと粘土を粒状に練混ぜて形成し、1,000℃以上で燃焼したものです。
発泡セラミックスには播種等の手を加えることなく、自然に飛来した種子が根付き生育することを実施工現場でも確認しています。
NETIS登録番号 KT-040066 (ケイセラパネル)
※発泡セラミックス緑化工法は鶴見コンクリート株式会社との共同開発です。
お客様のメリット

発泡セラミックスパネル例(30mm×300mm×300mm)

断面
- 従来困難とされていた水路鉛直面などを緑化できます。
- 自然本来の植物育成を前提としているため、施工面に対する散水が不要で、維持費用は低廉です。
- パネルは軽量で、加工性がよいため設置作業が容易です。
技術・工法の特徴
高い含水率
植生基盤材として高い含水率(発泡セラミックスの乾燥重量比で約50%)を有する発泡セラミックスを利用することで、安定した植物の生育環境を創造することができます。
水路垂直面の緑化が可能
植生基盤材(発泡セラミックス)の下部を水路水位以下に設置することで、常時、水分を吸収、保持するため、垂直面においても安定した植物の生育環境を創造することができます。
良好な植物生育
発泡セラミックスは中性ですから、ポーラスコンクリートを用いた緑化工法と比較して良好な植物の生育が期待されます。
設置施工の容易さ
植生基盤材(発泡セラミックス)は軽量(寸法30mm×300mm×300mm、重量約2.5kg/枚)で、加工性が良い(ハンドカッター等による切断加工が可能)ため、設置作業が容易です。水路壁面等のコンクリート面への設置は、モルタルや樹脂接着材を使用します。
低廉な維持管理費用
施工後は植生基盤材が有する高い含水率により、散水等が不用で、また、自然由来の植物の生育を前提としているため、維持管理費用は低廉です。

実施例施工直後

5年後の冬
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