技術概要

超音波による地中連続壁溝壁測定システムは、ワイヤ式基準位置測定装置を利用して、掘削を中断することなく高精度で溝壁測定を行うものです。従来から溝壁測定に汎用的に用いられてきた超音波溝壁測定装置にデジタル信号処理装置とパソコンを接続して、溝壁測定データをデジタルデータとしてリアルタイムに取り込むことができる。超音波センサの水平座標をワイヤ式基準位置測定装置のワイヤ座標から算出するため、本システムと掘削精度管理システムはLANで接続され、データのやりとりができるようになっています。

お客様のメリット

  • 連壁の掘削中に掘削機を引き上げずに計測ができるので、掘削サイクルを大幅に短縮できます。
  • 溝壁測定の頻度を増やせるので、溝壁の測定精度が向上します。
  • 測定結果をリアルタイムで表示できるので、掘削精度が向上します。

技術・工法の特徴

  • ワイヤ式基準位置測定装置の鉛直ワイヤをガイドにするため超音波センサは溝内を流されることなく常に横ぶれしないで昇降します。これにより、測定時間の短縮化、信頼性の高いデータの取得が可能となります。
  • 従来のように超音波溝壁測定装置を溝壁をまたいで配置するのではなく、溝壁脇に配置しているため、掘削機を地上に引き上げずに溝壁底部に存置した状態で測定できる。これにより、溝壁測定時間を大幅に短縮できます。
  • メイン超音波センサの入出力窓に導波筒を取り付けることにより、電源ケーブル等、センサの近傍にある物体による反射波を除去できます。これにより、水中に様々な障害物のある狭い場所でも、障害物による反射波の影響を受けず、溝壁面のデータを正確に捉えることができます。
  • 市販の超音波溝壁測定装置(汎用機)が使用できるため、ワイヤ式基準位置測定装置を併用しない従来の測定スタイルにおいても、パソコンを接続して溝壁形状をデジタルデータとして取り込むことができる。これにより、すべての超音波溝壁測定において測定データのデジタル化、データ処理の簡便化、帳票類作成の簡便化が実現できます。

技術に関するお問い合わせ

関連情報

実績

  • 都財務神田川妙生寺立坑(発注者:東京都)