技術INDEX
PPネットライニング工法
技術概要

ポリプロピレン3軸メッシュ
PPネットライニング工法は、既設および新設コンクリート構造物表面にポリプロピレン製3軸メッシュをエポキシ樹脂で接着することで、構造物供用後の中性化や塩害に伴うコンクリート片の剥落を防止する工法です。
従来の同種工法と比較してメッシュが薄いため、施工性に優れ工事費の低減も図られます。
※PPネットライニング工法は西松建設株式会社、株式会社エービーシー商会との共同開発です。
お客様のメリット

押抜き強度試験
- 高架橋、擁壁等の既設の土木構造物、建築構造物の外壁およびスラブ等の剥落防止が図られます。
- 高い押抜き強度を確保しているため、構造物の剥落に対して高い抵抗性を有しています。
- 現場での作業速度が速いため、従来工法と比較して10~30%程度の工事費低減が可能となりました。
技術・工法の特徴
高い押抜き性状の確保
繊維メッシュとして新しいポリプロピレン製の三軸繊維メッシュを採用しました。繊維メッシュの表面に特殊処理を施し、含浸樹脂との付着性能を向上させたことで、高い押抜き性状を得ることができました。
施工性の向上
従来の合成繊維メッシュでは、施工時の構造物隅部への追随性が悪く、樹脂の含浸作業時において、繊維メッシュ自体が構造物表面から浮いた状態になる等の剥離や施工性の課題がありました。本繊維メッシュは繊維の厚さを従来の1/3(メッシュ本体部で0.20~0.25㎜、メッシュ交点部で0.50~0.60mm)にしたことで現場での曲げ加工が容易で、構造物隅部への追随性に優れ、施工性が向上しました。
工事費用の低減
繊維メッシュの厚みを薄くしたことで、施工性が向上したことに加え、含浸樹脂の使用量が抑えられ、従来工法と比較して30%程度の工事費低減を可能にしました。

| 工程 | 材料名 | 使用量 | 摘要 |
|---|---|---|---|
| 1. 欠損部修復 | 樹脂モルタル等、各種あります | 必要量 | 欠損脆弱部は事前に修復 |
| 2. 下地処理 | サンダー等による処理 | 必要量 | 健全な面を確保します |
| 3. プライマー塗布 | クリートボンド#CAプライマーns | 0.3kg/m2 | 無溶剤型プライマー |
| 4. 下塗含浸樹脂塗布 | クリートボンド#AF | 0.3kg/m2 | プライマーの指触乾燥後施工 |
| 5. 三軸ネット貼付 | 三軸ネット | 1.1m2/m2 | 追いかけ施工 |
| 6. 上塗含浸樹脂塗布 | クリートボンド#AF | 0.4kg/m2 | 追いかけ施工 |
| 7. 耐候性上塗工 | 数種類ご用意ございます、ご相談ください。 | ||
| 8.耐候性上塗工 | |||

施工状況
- 関連情報
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