技術概要

TPRライニング工法は、老朽化した既設管の内部に更生用の鋼製フレーム(以下、更生セグメント)と表面部材(硬質塩化ビニル樹脂製等)を更生装置により組立て、既設管と更生セグメントの隙間に特殊充填材を注入することにより新しい管を構築する工法です。
更生材に鋼製フレームを用いることにより、高強度の自立管として更生でき、かつ走行用伸縮ジャッキを有する更生装置により急曲線での施工が可能です。
お客様のメリット
- 高強度の耐荷能力
更生材に鋼製フレームと特殊充填材(設計基準強度24kN/mm2)を用いることにより、高強度の更生管を築造できます。 - 自由な強度設計
既設設管の劣化状況に応じて更生管の強度設計ができます。 - 自立管として急曲線や長距離に対応
更生装置に中折れジャッキを有しているため、急曲線(最小半径10m)での施工に対応できます。 - 流下能力の向上
更生管の流下能力は、内空寸法の縮小に対して粗度係数を向上させることにより既設管と同等以上の性能を有することができます。 - 下水供用中の施工が可能
更生装置に設置している排水管に下水を流すことで、供用中の管内でも施工可能です。
技術・工法の特徴
更生装置

更生管部材

充填材料
本工法に用いる充填材は、流動性に優れており、部材の隙間にも充填できる材料です。
また、自己充填性・耐薬品性・ノンブリーディング性にも優れています。
細骨材には陶器廃材を用いており、環境負荷低減に寄与する材料です。
| 材料 | 単位重量(kg/m3) | 備考 |
|---|---|---|
| 水 | 410 | - |
| 固化材 | 350 | - |
| フライアッシュ | 518 | - |
| 細骨材 | 559 | 最大寸法2.0mm以下の陶器廃材 |
| 混和剤A | 2.0 | 高性能AE減水剤 |
| 混和剤B | 10.5 | 超微粒子アクリル系エマルジョン |
| 混和剤C | 1.0 | セルロース系分離低減剤 |
充填材の配合
- 関連情報
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