技術概要

孔内局部載荷試験は、コンクリート表面から任意の深度における圧縮強度や弾性係数等を定量的かつ迅速に評価することを目的として開発した新しい試験です。
コンクリート構造物の劣化範囲(深さ)を定量的かつ迅速に評価・判定することによって圧縮強度等を推定することが可能になり、補修コストを最小限に抑えた適切な維持管理を実現します。

※孔内局部載荷試験は川崎地質株式会社との共同開発です。

お客様のメリット

孔内局部載荷装置

  • 既設構造物の任意の深度における圧縮強度や弾性係数等の計測が可能です。
  • 装置を小型化したことで持ち運びが容易で、操作も簡単です。
  • 劣化範囲を定量化し、適切な補修範囲の判定が可能です。
  • 構造物の補修範囲(深さ)を細かく定められますので補修コストの低減が図れます。

技術・工法の特徴

試験方法

  • 調査対象構造物表面に直径42mmの孔をあけ、試験装置を挿入します。大口径コアに対しては、装置に専用のアタッチメントを取り付けることで試験ができます。
    また、載荷先端は対象構造物に対して最適な形状のものを選択します。

試験システム

  • 装置に取付けられているファイーバースコープで、コア壁面を観察し、載荷深さを決定します。
    載荷箇所は原則的にモルタル部とします。
  • 試験を行う深さにおいて、装置の載荷先端より孔壁に荷重をかけ、荷重と貫入量のデータを計測用のコンピュータに取込みます。

載荷先端

載荷試験状況

  • 試験によって求めた荷重と貫入量の関係から、貫入抵抗値=荷重(kN)/貫入量(mm)を算出し、予めデータベース化している抵抗値と物性値(圧縮強度や弾性係数等)との関係から、試験箇所の物性値を算出します。

試験による圧縮強度の算出方法

技術に関するお問い合わせ