未来への挑戦について

新しい時代の、
新しいゼネコンへ
未来へと、飽くなき挑戦を続ける私たち。
いわゆる「ゼネコン」の枠に留まらない、
様々な取組みをおこなっています。
ここでは、そんな私たちの活動内容をご紹介。
これからの社会、
そしてこれからの私たちの挑戦を、
ぜひ知って下さい。

私たちが考える、
「社会のこれから」
時代と共に、ダイナミックな変化を続ける世界。
ここでは、私たちが考える社会の「これから」についてご紹介します。

社会構造の変化
世界で最も早く、人口減少・少子高齢化が進む日本。そして、地球規模で高まる環境問題への危機意識と再生可能エネルギーへの転換意識。国内はもとより、世界全体が社会構造の転換期にあると私たちは考えます。

産業の変化
サブスクリプションモデルに代表されるように、消費活動そのものが「所有から利用へ」と変化しています。また、米国における有力企業の多くがデジタルネイティブであるように、ITやIoTの活用が産業全体で進んでいます。

テクノロジーの変化
インターネットやスマートフォンの普及に加え、IoTや5G、MECの実現により、さらに発展する通信技術。高精度動画のストリーミング配信や遠隔監視、遠隔操作など、これまでにないテクノロジーが一般化することが予想されます。

「TOKYO2021」について
変化する社会に合わせて、チャレンジを続ける私たち。
ここでは、そんな挑戦の一端である「TOKYO2021」について、
担当者よりご紹介します。

節目の年に、
次の未来へとバトンを繋ぐ

2021年は、戸田建設にとって創業140周年を迎える年であり、かつ長らく社業を営んできた社屋が、2024年に完成する新社屋にその役割を繋いでゆく節目の年でもあります。そこで、ビルが解体され一旦姿を消すその前に、アートイベントを開催することとなりました。
その中で、関係者を通じ、今回芸術面の総合ディレクションをおこなって頂く藤元明様と出会いました。人間では制御できない社会現象をモチーフに、様々な表現手法で作品を展開している藤元様がおこなっていたアートプロジェクト「2021」。そこでメッセージされていた、「考えるべきはオリンピックの後の2021年以降の社会であり、それに向かっていくことが根本として大切なのではないか」という考え方に触れ、140周年という節目に向かって進む私たちと方向性がマッチしていると感じたのです。また、気軽に芸術文化に触れ、新しい繋がりが生まれ、彩りある豊かな未来へと展開していくきっかけを提供したいというところから、このイベントが始まりました。

『建築展』と『美術展』

本イベントは、大きく2部構成になっています。
まずは、「建築家のコレクティブによる未来への提言」をテーマにした『建築展』。ポストオリンピック・パラリンピック=2021年以後の東京の都市状況を「東京=島京2021」をキーワードに考える本展覧会では、中山英之様と藤村龍至様が東京の現状に対するオルタナティブを問う課題を作成し、本イベントの企画アドバイザーでもある建築家の永山祐子様をはじめとする総勢13名の建築家と公募による全国から集まった参加者と共に、都市や建築のあり方について“考える現場” としての建築展を提案します。
対して、「un/real engine ―― 慰霊のエンジニアリング」をテーマにした『美術展』では、美術家・美術批評家の黒瀬陽平様にキュレーターとしてご参加頂きました。黒瀬様が仰る、「戦後日本は、ほぼ一定の間隔で大規模な祝祭を繰り返してきており、繰り返される祝祭と祝祭のあいだには、必ず大規模な“災害”が起こっている」という考え方を軸に、現代美術を現実のシミュレーターとして捉え、更新されてきた「慰霊のエンジニアリング」の系譜を探ります。

新たな試みを通じ、
自らを変化させていく

こうした本格的なアートイベントを開催するのは、もちろん私たちも初めての試みです。2024年の新社屋完成を前に、芸術や文化の担い手としての経験を積む意味で、取り組みを始めました。私自身も、1年ほど前の計画段階から本プロジェクトへ参加しています。
もちろん、プロジェクトを進める中では、様々な課題と向き合います。例えば、建設業である私たちと、表現者であるアーティストの方々との視点の違いもその1つです。私たちとしては、安全性を譲ることはできない、しかし、アーティスト側からすれば、何よりも作品の訴求性を大切にしたい訳です。両者の間で、最適解を見つけることも、私たちの仕事です。
また、社内への周知も、重要なポイントです。ホームページや社員用のポータルサイト、プレスリリースなどを通じて理解を促し、前例のないこの取り組みが持つ価値を知ってもらう必要があります。
2024年に誕生する新社屋には、1階に約16メートルほどの吹き抜け空間を設け、誰もが気軽にアートを感じられる場をつくります。古くから、古美術商が栄えた京橋の地で育った私たちだからこそできる未来・文化への貢献を通じ、新たな会社へと自らを成長させたいと考えています。その結果、本業である建設業にもアートを通じて新たな視点が加われば、このイベントが持つ意義がより明確になるのではないでしょうか。

  • PROFILE
  • R.K
  • 京橋プロジェクト推進部 推進課
  • 入社して約1年後に本プロジェクトへ参加。若手ながら、スケジュールの管理や専門家との交渉など幅広く携わり、日々経験を重ねている。

あなたが主役になる、
未来の戸田建設

持続的成長に必要なテーマとして、私たちは「建設を極める」「新領域への挑戦」というテーマを置きました。
まず、当社の本業である建設事業においては、従来の建設プロセスに加え、企画や運用、リノベーションなど「バリューチェーンの強化」を図るほか、自社の経験や知識、ノウハウを一元管理し「戸田の頭脳」を構築。より良いサービス向上に努めます。
次に、新領域においては、これまで培ってきたコア事業である建設・不動産事業を中心に、周辺ビジネスを連続的に開拓します。例えば、建築・都市空間のデータマネジメント事業や、主に地方都市を対象としたスマートコミュニティ事業などです。
こうした取り組みと併せて、途上国を中心とした国外への展開を加速させ、当社はさらなる成長を目指します。

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