生産設計 設計図書を読み解き、施工図・製作図を仕上げる。 生産設計 設計図書を読み解き、施工図・製作図を仕上げる。

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R.M(2011年入社)
横浜支店 建築工事部生産設計課修士課程建設工学専攻 修了

PERSONAL CHART

入社後に手に入れた専門知識・技術

生産設計の仕事は設計者の意図を思い計る想像力に加え、分厚い設計図書を抜け漏れなくチェックする正確性、忍耐力も欠かせない仕事です。さまざまな関係者と打合せを重ねる中で交渉力、専門知識も身につくと思います。

じつは、設計部門が作成する設計図書、いわゆる設計図だけでは現場の作業員の方たちは施工を行うことができません。私たち生産設計部門が設計図書を読み解き、実際の施工現場で使用できるように詳細な納まりを具体的に図面に落とし込んだ施工図を作成する必要があります。また、窓やドアなどを納入する各々の協力会社から上がってくる製作図を現場と協働しながら承諾までもっていくのも私たちの仕事です。

意匠・構造・設備ごとに作成された分厚い設計図書の隅々まで目を通し、線の一本一本、寸法や文言、記号に至るまで抜け漏れないように確認。疑問が生じれば設計者に質疑し、不具合が起きそうな箇所を発見すれば変更できないかと交渉します。品質・生産性・コスト・工程などに配慮しながら、さまざまな立場の人たちと打合せを重ね、施工図・製作図を仕上げていくのですが、その中で役立っているのが施工管理の経験です。

現場で作業員の方たちと関係を築きながら工程を管理し、多種多様な部材の名前や形を覚え、施工手順を実際に目にした経験から、図面上に具体的なイメージが湧き上がってきます。生産設計は建物の品質を左右する重要な仕事。建物の見た目の美しさや使いやすさだけではなく、引き渡し後に不具合が生じないようにするということに重点をおいています。私たちがチェックを怠ると間違った図面のまま建物が出来上がってしまうため、責任は大きいですが、そのぶんやりがいも大きな仕事です。

CAREER STEP

2012 2012
もともとは建築施工職として入社したため、入社後の3年間は施工管理として現場で働きました。この期間に出会った施工管理の方々の専門知識・スキルの高さが心に残っています。
2014 2014
生産設計に異動。戸田建設の品質を支えるために重要な仕事だと改めて感じました。また、関係者との打合せの大切さも学びました。
2017 2017
1年半の産休・育休を経て、生産設計として復職。周囲とのコミュニケーションの取り方を変えるなど、働き方を工夫する日々です。
FUTURE FUTURE
チームのメンバーをまとめるマネジメント能力をもっと高め、より規模の大きなプロジェクトに携わりたいと考えています。

生産設計として設計者との信頼関係を築いていく。 生産設計として設計者との信頼関係を築いていく。

そもそも入社前は生産設計という仕事があることも知りませんでした。しかし、施工管理として配属された現場で、生産設計の方々にお世話になるうちに徐々にこの仕事への興味が高まっていきました。そして、入社4年目に生産設計課に異動。病院やマンションの施工図の作成からスタートしたのですが、この年に担当した病院の案件はとくに印象に残っています。建物の利用者の多くが看護師さんだったこともあり、「この窓の高さはどうだろう?」「この壁の色はどう思う?」と設計者に女性としての意見を求められる機会が度々ありました。

生産設計としてはまだ駆け出しの時期でしたが、私なりに看護師さんたちのワークシーンや気持ちを想像しながら答えていきました。設計者と打合せを重ねる中で信頼関係を築くことができ、生産設計の仕事の面白さを身をもって感じた瞬間でもあります。現在担当している案件は崖地に立つ学校の体育館増築工事。戸田建設の推し進めるフロントローディングという取り組みに挑戦中です。設計者、生産設計、施工管理の3者で早期に設計の課題を抽出し、解決。より品質の高い施工を目指しています。

家庭との両立を目指し、仕事のやり方を改革。 家庭との両立を目指し、仕事のやり方を改革。

入社5年目の年末から産休・育休を取得し、1年半後に復職。子どもは保育園に預け、夫と交代で保育園の送迎をしています。以前よりも勤務時間は短くなりましたが、周囲のサポートのおかげでなんとか業務を全うできています。また仕事と家庭を両立するため、仕事量が過剰でないかどうかをはっきり伝えたり、分からないことは悩まずすぐ質問したり、人とのコミュニケーションの取り方が大きく変わりました。

さらに、母になったことで建物のバリアフリーへの関心が高まるなど、育児が生産設計の仕事にプラスに働く場面も少なくありません。将来の目標は、生産設計として大きなプロジェクトに携わること。規模が大きくなると、チームのメンバーをまとめるマネジメント能力も必要になってくるため、プロジェクトマネジメントの講習会に参加するなど、現在スキルアップにも努めている真っ最中です。

※所属部署・役職は取材当時のものになります。

一人ひとりの成長で、チームはもっと強くなる。 一人ひとりの成長で、チームはもっと強くなる。

HOLIDAY

以前はよく旅行に行っていましたが、子どもが生まれてからは家で過ごす機会が増えました。最近ではDIYにはまっていて家の中の使い勝手が悪いところに木工の棚を設けたり、子どものおもちゃを手作りしたりしています。生産設計のスキルを生かせているとは言えませんが(笑)