技術研究開発 新工法を発明し、工事にイノベーションを起こす。 技術研究開発 新工法を発明し、工事にイノベーションを起こす。

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T.T(2008年入社)
本社 価値創造推進室
技術開発センター 構造技術ユニット
基礎構造チーム理工学研究科 建築学専攻 修了

PERSONAL CHART

入社後に手に入れた専門知識・技術

研究職であっても、狭い世界に閉じこもるのではなく、広い視野で自分の研究テーマを考えなければなりません。そのためにはやはり、コミュニケーション能力やチャレンジ精神を持って、新しいものを追求する姿勢が必要だと思います。

私たちは、部署名の通り、建設に用いるための新しい技術や工法を開発し、実用化するために、日々研究を続けています。私が所属する基礎構造チームでは、建物を地下で支える基礎構造の開発などをメインに、例えば、杭工法や地盤改良、基礎工事で穴を掘った断面の土が崩れないようにする「山留め」技術など、コスト面でも性能面でもより効率的に高いパフォーマンスが発揮できる工法の確立をめざしています。

また、技術開発と並行して、実際の工事の実務支援も行っており、例えば、高層ビルの基礎杭の設計支援や、ビルの建築現場付近に地下鉄が走っている場合、地下工事が地下鉄に対してどれくらいの影響があるのかを検証し、工事の許可を得るための協議支援なども行なっています。この仕事の魅力は、自分のアイデアをもとに世の中にまだない工法を生み出し、建設の現場にイノベーションを起こすことができること。

そしてそれが、戸田建設の新たな強みとして、会社の価値を高めていく。目に見えない部分の技術ではありますが、問題が起きれば建物が傾いてしまうような、まさに屋台骨を支える仕事。より長く安心して使える建物の開発に貢献できるよう、安全とコストを両立した新技術の開発に取り組んでいきたいと思います。

CAREER STEP

2008 2008
入社1年目は、東京支店建築工事部に配属。建築の工事現場で、仕上げ工事などの業務を経験しながら、建築技術が現場でどう活かされているのかを目の当たりにしました。
2009 2009
技術開発センター 基礎構造チームへ配属。地盤改良や基礎構造などに関する技術開発のほか、設計支援や施工支援や、学会論文の投稿や発表など、多角的な視点で開発業務に関わることができました。
2017 2017
計画段階から評定取得まで開発に参加した新しい杭工法「Me-A工法」を、初めて実施計画に盛り込むことに成功。
FUTURE FUTURE
近いうちに自分のチームを持って、ひとつのプロジェクトを指揮する立場の勉強もしていきたいと考えています。また、工学博士の学位取得のために、研究テーマの絞り込みもしていきたいと思っています。

新工法の開発から実用化までを経験。 新工法の開発から実用化までを経験。

新しく開発した工法が特許を取得し、しっかりと実用化に結びつく。そんな、開発者冥利に尽きる仕事を経験できたのが、戸田建設をはじめ、ゼネコンや杭業者など9社で共同開発した「Me-A工法」です。建物の基礎として地中に打ち込む杭の形状を工夫することでビルの自重や地震の負荷などの大きな力に効率的に耐えられるようにした杭工法で、建物の安全性向上と施工時のコスト低減を同時に実現することができました。実物の杭を打ち込んで、負荷をかける実大載荷試験では、雪が降る夜に、極寒の中で朝まで実験を続けたこともありました。

そうして苦心の末に生み出された新工法が、認定機関による技術認証を受け、次々とさまざまな現場の工事に採用されたのは嬉しかったですね。そして、さらに嬉しかったのが、自分が担当する物件でも「Me-A工法」を実施設計に盛り込むことができたこと。せっかく新工法ができても、建物の建築条件に合わなければ使われることはありません。自分の担当する物件が、ちょうどその工法の条件と合致して、その設計に携われたのは、まさに開発者冥利に尽きる仕事となりました。

複数のプロジェクトに関わりながら、視野を広げる。 複数のプロジェクトに関わりながら、視野を広げる。

戸田建設は、大きすぎず小さすぎず、いろいろチャレンジできるちょうどいい規模だと思います。ひとつのプロジェクトだけに何年も従事するのではなく、複数のプロジェクトに同時並行で関わりながら、様々な視点で技術開発の経験を積むことができます。

開発部門は風通しもよく、若手もベテランも積極的に意見を交わせる雰囲気があります。もともと社風として、若手にも多くのチャンスを与えてくれる会社ですが、そろそろ私も自分のチームを持ってプロジェクトを仕切る立場を経験し、より広い視点で技術開発に関われるようになりたいと思っています。

一人ひとりの成長で、チームはもっと強くなる。 一人ひとりの成長で、チームはもっと強くなる。

HOLIDAY

時差に耐えながら、ヨーロッパのサッカー中継を観戦するのが習慣になっていましたが、今は子供が生まれたばかりなので、週末に溜まった家事をこなしながら、子供に会いに妻の実家に行くことが楽しみです。