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挑戦心を忘れずに、 最新設備が並ぶ 大現場に挑む。

M.H.
東京支店 設備部 設備2課
2011年入社/工学部 建築学科卒

設備施工管理

Why TODA?

高校時代に建築家・坂茂氏の「紙の建築」と出会い、私も建築で人の役に立ちたいと建築を志しました。大学では自然エネルギーを利用した快適な空間づくりを研究していましたが、建築全体にも関わりたいとゼネコンを志望。なかでも戸田建設は、母校の校舎や私が好きな「横浜大さん橋 国際客船ターミナル」を手がけていて、私もそうしたランドマークになるような建物や学校をつくってみたいと思い、入社を決めました。

現在の仕事内容は?

自社ビルだからこそできる、
新たな試みに、日々挑戦中。

私は現在、当社の新社屋となるTODA BUILDINGの設備施工に関わっています。非常に大規模な現場で、私にとっては初の超高層ビルとなります。こうした現場では設置する非常用発電機や空調熱源機器類なども巨大ですから、その施工計画には細心の注意が必要です。どの段階でどの機器をどうやって搬入させるか。搬入導線も含め荷重は問題ないか、さらに将来のメンテナンス時の導線は確保されているか。設計時の計画を施工者の目線で再度検証し、スケジュールを立て、工事が始まればその進捗や品質をチェックしていきます。また、このプロジェクトでは施工計画の立案や検討にBIMを活用しています。設計から施工、維持管理まで一気通貫して、BIMを介して情報を関係者とタイムリーに共有しています。低炭素社会に向けた取り組みについても、最新の建材や設備機器の情報を日々検証し、現場に取り入れています。これまで以上に新しい挑戦が多い現場ですが、学ぶ面白さを感じています。

仕事の面白さ・やりがいは?

複数現場を効率よく進める達成感。
でも、予想外もあるから面白い。

お客さまや設計事務所、設備機器メーカーや工事を行なう協力会社、さらに関係省庁など、設備施工管理職は多くの人々と日々接し、意見を調整しながら現場を進めていきます。また、TODA BUILDINGは大規模なため例外的に常駐していますが、通常は3、4つほど掛け持ちしています。内容も進捗も違うプロジェクトを並行して動かすため、各現場でいかに効率よく、手戻りがないよう進めていけるかがカギです。すべての調整が上手くいき、現場が順調に進んで、建物ができあがってくると手応えを感じますね。もちろん予定外の変更や対応が発生することもあります。トラブルに対してみんなでアイデアを出し合い、協力して問題をクリアできたときの達成感は格別です。ある意味、毎日が文化祭の準備期間のような面白さです。また、そうした経験を通じてリカバリー方法が身につき、自分のキャパシティが広がってきたという実感があります。

私の成長STORY

入社5年目ぐらいになって仕事のやり方も覚え、業務を一人でもこなせるようになった頃、ふと「このままのやり方でいいのだろうか?どの現場に対しても同じやり方のままで、成長していくのだろうか?」と感じるようになりました。段取りを覚え、効率よく進めてきたはずが、気づけば同じことを繰り返すだけのようになってしまって…。惰性で仕事をしていては身も入らないし成長できない。そう悩んでいたとき、協力会社の担当者で非常に仕事ができる方と出会いました。コミュニケーション力があって面倒見がよく、アイデアも豊富。しかも自分と同じ大学出身。新しいことにも積極的に挑戦する姿勢を見て、「自分も負けていられない!」と奮起。以来、それまでと同じ仕事でも「もっと工夫できるのでは?」と挑戦の姿勢で取り組むようになりました。

別の現場では、普段厳しい大手設計事務所の方が、お客さまの前で私の仕事を褒めてくれたことがありました。どんな現場でも愚直に丁寧に取り組むことが大事だとあらためて感じましたし、誰かが見てくれていると分かったことで、さらに頑張ろうと思うようになりました。

仕事で大切にしていることは?

スピード感とコミュニケーション。

学生時代は行動する前にいろいろ考えてしまっていましたが、いまは行動しながら考えるようになりました。立ち止まると現場も仕事もすべて止まってしまうので、スピード感は大事にしています。1人では解決できない仕事ですし、関わる人々も多いので、コミュニケーションも大切です。ただ話すのではなく、相手に合わせてどのタイミングでどのように話すのかも重要だと考えています。

「人の戸田」を感じた瞬間は?

失敗を責めず、みんなで解決しよう
という空気を感じるとき。

何か失敗があっても、その原因をつくった人を責めるのではなく、みんなで解決していこうという空気があります。誰かが成功したら素直に褒めるし、一度の失敗が尾を引くこともない、優しい会社だなと思いますね。協力会社の方からも、戸田建設の印象は「話を聞いてくれる」とよく聞きます。悩みを聞いて、じゃあどうしようかと話し合いをしてくれる会社だと言われますね。

あらためて感じる戸田建設の魅力は?

多彩な種類の建物に、丸ごと携われること。

その土地を代表するような大規模現場から小さな現場まで、さまざまな建物に関わることができるのが、魅力的だと思います。設備だけでなく、いろいろな部署があって互いに連携し合い、異動の機会もあります。巨大な再開発の現場など、担当する現場が大きすぎて全容を把握しきれないということもなく、建築の仕事のすべてを知ることができる環境があるのが、私にとって魅力的です。

学生時代の自分に伝えたいことは?

ひとつのことに、時間をかけて取り組め!

学生時代は勉強も遊びもいろいろなことにチャレンジしましたが、振り返るとどれも広く浅くだったなと感じています。たとえば旅行なら数カ月かけて旅をするなど、じっくり深い経験が得られるようなことをしておけばよかったなと今になって思いますね。社会人になるとなかなか思い通りに休みは取れないですし、時間がたっぷりあるのは学生時代だけだぞと言いたいです(笑)

あなたの「○○愛」を教えてください!

「仲間愛」

やっぱりいろいろな人たちが関わる現場で、誰が欠けても仕事が進まなくなってしまいますから、全員と楽しく、協力し合っていきたいですよね。協力会社さんや作業員さんといった社外の方々も含めて現場のみんなが仲間だという意識でいますし、これからも「仲間愛」を大切にしていきたいと思います!

ある1日のスケジュール

07:30
出勤(常駐管理の現場へ出勤)

8時の朝礼開始に合わせ、7時半前には出社しています。

08:00
朝礼後に現場巡回

作業の進捗を確認し、仕上がりに問題がないか、安全施設に問題がないか等チェックします。

11:00
施工図や仕様書、工事記録書などの確認

協力会社から提出される書類をチェックし、修正指示などを出します。

12:00
昼食

現場の仕出し弁当もありますが、私は外食かコンビニで買うことが多いですね。仲の良い先輩たちと外食しながら仕事の相談をしたりします。

13:00
現場巡回

現場の規模が大きいので、午後からまた別の箇所を見回ります。

14:00
設計部との打ち合わせ、コスト調整作業

最近はオンラインでの打ち合わせも多くなってきました。

18:00
翌日の予定の整理

書類の整理や、今後の予定の確認などを行ないます。

19:00
退社

明日に備え、帰宅して英気を養います。最近は健康のためにジムに通い始めました。