耐震性能

コアウォール免震構造

1階床下に設けた免震層により敷地の大部分を免震構造とすることで、
地震時に広場を含めた建物内外の安全性を高め、事業継続性(BCP)、地域継続性(DCP)に貢献します。
上部構造は連層耐震壁(コアウォール)を建物中央に配置し、アウトリガー梁・制振梁と連結することで、高い耐震性能を確保します。
コアウォールが建物の心棒となり、上層階まで揺れと変形を大幅に低減します。

コアウォール
積層ゴム
積層ゴム
コアウォール
コアウォール
オイルダンパー
オイルダンパー
制振梁
制振梁
アウトリガー梁
アウトリガー梁

最高レベルの耐震グレード
「免震特級」

今後予想される首都圏直下型地震発生時にも事業継続出来る国内最高クラスの耐震グレードを実現しました。

免震特急

超高層ビルでは希少な免震構造

地震時の変形を一般的な制振構造の1/4、免震構造の1/2に抑え、在館者の安全を守ります。

免震構造

後揺れ時間を大きく短縮

一般的な制振構造と比較して、コアウォール免震構造は地震終了後の揺れを低減し、事業継続への影響を最小限にとどめます。

コアウォール免震構造

揺れ方の比較

BCP

電力供給

通常時は信頼性に優れた特別高圧(22kV)による3回線スポットネットワーク受電を採用。停電のリスクを軽減し、建物への安定した電力を供給します。平日日中の空調・電力負荷が大きい場合、コージェネレーションシステム(CGS)を併用し、消費エネルギーの20%を削減します。送電トラブルや停電時も、災害に強い中圧ガスを利用したコージェネレーションシステムと大容量オイルタンクを設置した非常用発電機(約72時間運転)により、ビル共用部とテナント専用部に電力を供給します。また、テナント用非常用発電機の設置スペースも確保。主要設備は7階に配置し、万一の浸水リスクにも備えます。

電力供給

中間期・災害時の自然換気
エコボイド

気候が穏やかな中間期や、災害時に空調が停止した際に、外装の「自然換気口」から新鮮な空気を取り込み、「エコボイド」から排気する自然換気によりオフィスに必要な換気量を賄います。感染症対策にも大きく貢献します。

エコボイド
エコボイドの換気シミュレーション

災害時バックアップ
(非常用発電機及び
コージェネレーションシステム稼働時)

災害時バックアップ

防災備蓄倉庫・帰宅困難者対応

防災備蓄倉庫をオフィス階共有部と地下各所に設置。免震構造の広場に加え、一般の帰宅困難者に対する一時滞在施設を確保するなど、高い地域継続性(DCP)を有しています。

防災備蓄倉庫・帰宅困難者対応