教育・研修制度について

「戸田で歩む人生」を、
かけがえのない時間にするために。
一生における、多くの時間を費やす「仕事」。
だからこそ、当社を選んでくださった方は、大いに成長し、
喜びを感じて欲しい。
私たちは、そう考えています。
ここで紹介するのは、そんな「成長を支援する制度」の一部です。

※プログラムは現時点のものであり、改善等によって変更する場合があります。
  • 建築系の
    人材育成

  • 土木系の
    人材育成

  • 事務系の
    人材育成

  • 10年後、「戸田」の看板を背負って立つ、
    一人前の技術者となるために。
    入社後、10年間。私たちは、この期間を、人材育成における大切な期間と位置づけ、様々な取組みをおこなっています。
    その中でも、「建築施工系社員の育成」を重要な指標と位置づけ、OJTとは別に、入社後10年間の内、
    実質1年間以上(※選抜型の「社内留学」に参加した場合)を研修(OFF-JT)に充てています。

    社内留学制度

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    全国の中堅社員(主に7〜10年目以降)の中から毎年10名程度を選抜し、本社 建築工事技術部で1年間の実務研修をおこないます。
    講義・演習・実施などを通じて、建築施工技術・知識や、日々進歩する建築技術全般への対応能力や現場技術者の指導力などを修得することにより、将来的に「技術力の核」となり得る社員を育成することを目的とし、1974年以来、継続的に実施している、伝統の制度です。

    ※具体的には、工程計画や各種専門技術の演習、仮設構造計算、施工図作成、建物診断等の演習をおこない、最後に各自がその成果を発表します。

    若手社員フォロー

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    まだ経験や知識の浅い、新入・若手社員が対象となる本制度では、OJTのほか、ベテラン社員が「指導員」として全国の作業所を巡回し、それぞれの作業所に約1週間滞在。若手社員と共に行動しながら、技術だけでなく仕事への取り組み方などについても、細かく指導やフォローをおこなっています。

    新入社員教育(1年以上)

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    2017年度より実施されている「建築施工系の新入社員教育」では、入社から実に「1年以上」にわたって、作業所実習や本社・支店での集合教育(施工図・積算・技術他)をおこないます。多様な現場を経験してきた社員を講師として、実習形式や座学、自己学習をバランスよく織り交ぜながら、建築施工の基本を学ぶことができます。
    また、1年目の研修では、仮設足場の組み立てや構造鉄筋の組み立てなどの作業を実際に体験する実習も行います。

    資格取得支援

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    建築技術系社員にとって欠かせない「一級建築士」の資格取得を主な目標とするこの制度では、資格取得の専門学校とタイアップし、受験者への情報提供や試験前の受験者を集めて対策講義をおこなうなど、会社全体でのバックアップをおこなっています。また、合格時の一部学費補助や祝金の支給など、資金面の援助もあるほか、その他の資格についてもサポート体制を用意しています。

    戸田建設が推奨する取得資格の例

    • 一級建築士
    • 一級管工事施工管理技士
    • 建築設備士
    • コンクリート主任技士
    • 技術士
    • 一級電気工事施工管理技士
    • 電気主任技術者
    • VEリーダー
    • 一級建築施工管理技士
    • 一級土木施工管理技士
    • 消防設備士

    建築系の育成モデルケース

  • 心・技・体を兼ね備えた、
    戸田が誇る、一流のスペシャリストへ育てる。
    OJTを中心とした土木系社員の人材育成では、年次教育や各支店別の教育に力を入れています。
    目指すは、「若い内から現場の核となれる、工事主任・作業所長の育成」。
    本社・支店が連携して社員の教育をサポートし、技術・メンタルの両面から成長を後押しします。

    支店別社員教育

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    地域により異なる環境や気候、気象条件を相手にする土木の仕事は、求められる知識や用いられる工法も、各作業所によって異なるもの。そのため、会社全体で実施する研修では目が行き届かない細かい部分を、支店別教育の場で細かくフォローしています。また、若手の内は普段の業務で触れる機会の少ない「原価マネジメント」を学ぶ原価管理教育をはじめ、すべての現場マネジメントの基本となる「安全教育」や「積算ソフトを使った演習」など、より現場に即した様々な教育をおこなっています。

    本社集合教育

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    年次教育を通じては、「技術計算演習」、「CAD研修」といった、実際の業務で必要となる技術の基礎を学びます。1年目の研修では、簡易なコンクリート構造物を自分で造る研修をおこない、作業員の方々がおこなう作業を実際に体験する実習もおこないます。加えて、各年次教育で実施する現場見学では自身が経験したことのない工種の工事についても触れることができます。さらに中堅社員教育、次期所長教育で「原価管理」、「安全管理」、「人財育成教育」を学ぶことにより現場の所長として必要な資質を習得します。

    資格取得支援

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    土木系社員にとって必要不可欠な「1級土木施工管理技士」資格の取得を支援するため、受験者への対策講義や資格保有者による経験記述問題の添削を行い、バックアップします。その結果、1級土木施工管理技士実地試験における当社の合格率は80%(全国平均35%)です。また、技術者としての最高の資格の1つである「技術士」の取得支援についても、指導技術士制度や通信講座費用の補助によりサポートをしています。

    戸田建設が推奨する取得資格の例

    • 一級土木施工管理技士
    • コンクリート主任技士
    • 技術士
    • 一級建築施工管理技士
    • コンクリート技士
    • コンクリート診断士
    • 労働安全コンサルタント

    土木系の育成モデルケース

  • 「2年間の作業所事務」から始まる、
    自らの意思と責任を後押しするキャリア形成。
    事務系職種に従事する社員の多くは、「2年間の作業所事務」からキャリアをスタートします。
    当社の中核である「現場」のそばで、そこで発生する様々な業務を知り、
    組織全体のビジネスモデルと、お金の流れなどを学びます。

    「2年間の作業所事務」から始まる、
    自らの意思と責任を後押しするキャリア形成。
    事務系職種に従事する社員には、6年間のジョブローテーション期間を設けています。
    多くの場合、3〜4年目に営業・スタッフなどの各部門に配属され、
    5〜6年目にはこれまで未経験の部門へ異動となるキャリアパスを通じ、自らの適性を見極めます。
    また、各部門においてはOJTによる実務指導がなされるほか、
    職種別に実施する専門教育では、専門性を高めていくことができるため、多くの知見を得ることができる点も特長です。
    やがて、7年目には本人の適性や希望を踏まえ、各部門に本配属。
    6年間のジョブローテーション期間で培った基礎力を活かし、本格的に組織運営へ携わります。

    資格取得支援

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    事務系職種の社員については、建設業経理士1級、社会保険労務士、宅地建物取引士、TOEIC(700点)のうち、最低2種類をジョブローテーション期間に取得・達成することを目標と設定し、それに向けた様々な取り組みをおこなっています。
    テキストや模擬問題の配布、各部門や各支店で勉強会を開催する等の資格合格までの支援はもちろん、資格合格時には受験料や登録料、取得にかかる一部学費や祝い金等の支給もおこなわれます。また、上記資格のみに限らず、その他の資格についても充実のサポート体制を用意しています。社員一人ひとりが自身の希望と適性を見極め、目標とするキャリアに合わせた資格や知識を習得するために、会社全体がバックアップをおこなっています。

    戸田建設が推奨する取得資格の例

    • 建設業経理士
    • 社会保険労務士
    • 宅地建物取引士
    • TOEIC 等

    事務系の育成モデルケース