つくるのは、
新しいシステムと文化

  • スタッフ(財務)
  • A.K
  • 財務部
    主計課
  • ※所属部署は取材時時点のものです
profile
「ゼミの先生が、とてもおおらかだった」という大学時代は、自由な環境で社会教育を学ぶ。農村などに代表されるコミュニティの中で、いかにして人が学び合い、生活を向上させ得るのかを勉強した。また、大学の関連施設に戸田建設が手掛けた建物が多く、その社章にも見覚えがあったという。

思い出を彩る、
音色と風車
小さな頃の記憶をたどると、ふっと思い出すのが「ピアノ」と「大きなもの」です。前者のピアノは、4歳くらいから習い始めたもの。十数年ほど習い続け、基本的な演奏は一通り覚えたのですが、高校時代に部活動を通じオーケストラと出会い、そこで「大人数で1つのことをおこなう楽しさ」を知ったことをきっかけに、興味が移ろっていきました。大学では社会教育学を専攻したこともあり、以来、ピアノに触れる機会はめっきり減っています。後者の「大きなもの」は、文字通り「巨大な建造物」を指しています。電力会社に勤める父が、一時期、風力事業に携わっていたこともあり、学生時代に風車を間近で見せてもらったこともありました。その意味で、ダムやトンネルなど、インフラに関わる土木建造物に対する愛着は、当時からあったのかもしれません。「大多数でおこなうこと」「巨大な建造物」この2つが自分の志向だったとすれば、就職先に建設会社を選ぶのは自然な流れだったと言えますね。

全国の経理担当者が使う、
システムの刷新を担う
入社後は、3年間の作業所事務経験を経て、広島支店の経理を2年間経験。現在は、本社の財務部主計課に所属しています。仕事は、大きく分けて2つ。「現行会計関連システムの問い合わせ窓口」と「新規会計関連システムの導入・検討」です。現行システムを扱う前者は、何か不具合があった際や、新しい方が赴任されてきた時に業務を引き継ぐといった程度なので、ほぼルーティン化された業務だと言えます。むしろ、大変なのは後者。本社はもちろん各地の支店で使われることになるこの新規システムは、4,000人以上の従業員を抱える弊社の経理業務を担う重要なもの。責任は重いですが、同時にやりがいを感じています。私自身、広島時代は1人のユーザーとしてシステムを使っていたので、当時の経験や周囲の先輩方を頼りながら、少しでもより便利で効率的な環境が生み出せるよう、暗中模索しています。数年に一度しか発生しない大きな仕事なので、きっとこれからの仕事の糧になるのだろうと感じています。

キャリア、家庭、育児。
ずっと長く、続く道
「財務部」というと、学生の皆さんはどのようなイメージを抱かれるでしょうか。ひょっとしたら、デスクで数字とばかり向き合っている、いわゆる事務的な姿かもしれません。ところが、実際はほとんど逆。新規システムの導入にあたっては、経理はもちろん、工務や営業等の事務部門など、様々な方々とお会いし、話をします。また、周囲には自分とは比較にならないほどの知識を備えた先輩方がいらっしゃるので、それも嬉しい。なんとか食らいつこうと努力していますが、まだ背中も見えないほどですね。
個人的には、これから5年先、10年先というキャリアを通じて、家庭を大切にしながら長く勤めていくことが、まずは目標です。その過程で、これまでお世話になった現場の方々に恥じない自分へ成長したいですし、やがて新しい戸田建設の文化を築いていきたいと思っています。もちろん、出産や育児も経験したいですね。産休・育休を経て復帰した同期もいるので、その点は安心しています。

内定者からのQ&A

これまで一番大変だった時期のことを教えてください。
「いま」ですね(笑)。なにしろ、新規システムの導入・検討をおこなっている最中なので、やらなければいけないタスクも、検討しなければいけない事項も、会わなければいけない人も、たっぷりあります。経験を積んでいる先輩方の意見をまとめ、1つの方針へ集約するような仕事が多いのですが、慣れないことも多く努力の連続です。まあ、こういう時期に経験した苦労が、後に考えると成長の過程になっているのでしょうが……。
仕事のモチベーションを保つ秘訣を教えてください。
就業後、同期入社の社員と食事へ行くことですね。いまは本社にいるので、同じ建物内に多く同期が配属されており、心強いです。日本橋周辺の居酒屋で、たくさん話を聞いてもらい、翌朝にはリフレッシュしています。カウンセリングですね、ほとんど(笑)。また、入社して最初の3年間、現場でたくさんの素敵な方々とお会いできました。当時、出会った皆さんの顔を思い出すと、恥じないようしっかり仕事をしたいと素直に思えます。

WORK FLOW

とある一日の流れ

08:30
始業
08:40
メールチェック
09:00
問い合わせ等に対応
10:30
打ち合わせ資料の作成、事前確認
12:00
同期とランチ
13:00
経理関連部署と打ち合わせ
15:30
工務関連部署と打ち合わせ
16:30
資料の作成
17:30
退社
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