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人財育成・教育制度

個の力を、戸田の力に。戸田の力を、個の力に。

人の戸田。その原動力は、言うまでもなく社員一人ひとりの「個の力」です。
だからこそ当社では現場でのOJTを主体とした教育で、若いうちから責任のある仕事を任せ、
一人ひとりじっくりと大切に育てていく風土が根付いています。

一人ひとりのキャリアを
後押しする人財育成

戸田建設では、新入社員から管理職まで、職種に関わらず全ての社員が自分の能力を高めながら多様なキャリアを実現できるように、研修体系を整備しています。役職に応じたスキルアップはもちろん、中長期的な視点に立って一人ひとりのキャリア構築をサポートします。

社会人としての基礎知識と
職種別の専門知識を学ぶ
新入社員教育

入社1年目は、すべての新入社員を対象に行う全体教育と、職種別に行われる専門教育を実施。夏期の5日間にわたり静岡県富士宮市の「富士教育訓練センター」で行う実地研修では、事務系も含めた新入社員全員が仮設足場の建て込みや構造鉄筋の組み立てなどを体験し、建設現場での仕事理解を深めます。

社員の資格取得を
会社を挙げてバックアップ

「一級建築士」や「1級土木施工管理技士」、TOEICや「建設業経理士1級」など、職種に応じて必要となる資格の取得を会社全体でバックアップ。社内勉強会や対策講義のほか、資格取得のための学費や受験料の支援、報奨金の支給など、手厚いサポートを用意しています。

資格名称 保有者数(名)
技術士 263
一級建築士 1,082
1級建築施工管理技士 1,374
1級土木施工管理技士 1,007
宅地建物取引士 380
建設業経理士1級 98
建設業経理士2級 404
社会保険労務士 12
博士号 20
  • ※2022年9月16日時点のデータを使用
  • ※一級建築士:免許未登録者(実務経験がない方)は含んでおりません
  • ※技術士:一人で複数分野を取得している場合は、1名としてカウントしております(複数分野取得に関わらず、分野でカウントする場合には327名)
  • ※宅建:試験合格者を含む人数でカウントしてます(資格保有者:203名)

戸田の看板を
背負って立つ、
一人前の
技術者となるために。

建築系の育成モデルケース(1年目〜5年目)

1年間に及ぶ新入社員教育を経て、2年次は、座学よりも実務に近い実践教育を中心に、支店でのローテーション研修を実施。年に1回、日常業務(現場)から離れた集合研修を行うことにより、計画的に、そして効果的なレベルアップをめざします。また、「一級建築士」や「1級建築施工管理技士」などの資格取得試験の学習に配慮した研修体系で、資格取得もサポート。建築技術系社員では最も長い場合、入社から10年間で 延べ2年ほどの研修を実施するなど、社員の成長の各段階に合わせて専門知識や技術を習得する場を設けています。

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新入社員サポート(建築系)

建築施工系の新入社員教育では、入社から1年以上にわたって、作業所実習や本社・支店での集合教育(施工図・積算・技術他)を行います。多様な現場を経験してきた社員を講師として、実習形式や座学、自己学習をバランスよく織り交ぜながら、建築施工の基本を学ぶことができます。また、工事長の指導により、1年次社員の「経験値」を増やす工夫、フォローアップを実施。さらに、1年次社員のための作業所見学会や他支店との交流会を開催するなど、同期との絆や先輩社員との親睦を深める機会を設けています。

若手社員フォロー

まだ経験や知識の浅い、新入・若手社員が対象となる本制度では、OJTのほか、ベテラン社員が「指導員」として全国の作業所を巡回し、それぞれの作業所に約1週間滞在。若手社員と共に行動しながら、技術だけでなく仕事への取り組み方などについても、細かく指導やフォローを行なっています。

資格取得支援(一級建築士ほか)

社員の4人に1人が「一級建築士」の資格を取得している戸田建設では、建築技術系社員にとって欠かせない「一級建築士」の取得に向けて全面的なサポートをしています。2年次のローテーション研修を受験対策強化期間とし、試験に向けた学習に配慮した研修日程を組むとともに、資格取得の専門学校とタイアップした模擬試験や試験前の対策講義など、実践的な研修を実施。また、合格時の一部学費補助や祝金の支給など、資金面の援助も用意。その他の資格についても様々なサポートが整っています。

[推奨資格例]
一級建築士、一級管工事施工管理技士、建築設備士、コンクリート主任技士、技術士、一級電気工事施工管理技士、電気主任技術者、VEリーダー、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士、消防設備士

社内留学制度

全国の中堅社員(主に7〜10年目以降)の中から毎年8名程度を選抜し、本社 建築工事技術部で1年間の実務研修をおこないます。講義・演習・実施などを通じて、建築施工技術・知識や、日々進歩する建築技術全般への対応能力、現場技術者としての指導力などを修得することにより、将来的に「技術力の核」となり得る社員を育成することを目的とし、1974年以来、継続的に実施している伝統の制度です。具体的には、工程計画や各種専門技術の演習、仮設構造計算、施工図作成、建物診断等の演習を行うほか、各専門工事の担当者の下で1ヵ月程度のローテーションでOJT教育を行います。

心・技・体を兼ね
備えた、
戸田が誇る一流の
スペシャリストへ。

土木系の育成モデルケース(1年目〜5年目)

「若い内から現場の核となる工事主任・作業所長の育成」を目指す土木系社員の人財育成は、現場でのOJTが中心。年次教育や各支店別の教育に力を入れ、本社・支店が連携して社員の教育をサポートし、技術・メンタルの両面から成長を後押しします。4年次には4ヶ月間のジョブローテーション期間を設け、多角的なスキルの習得を目指します。

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新入社員サポート(土木系)

入社時には、約2か月間の研修を実施。作業所、支店、若手社員の要望を反映して、測量実習、CAD演習などを行います。

支店別社員教育

地域により異なる環境や気候、気象条件を相手にする土木の仕事は、求められる知識や用いられる工法も、各作業所によって異なるもの。そのため、会社全体で実施する研修では目が行き届かない部分を、支店別教育の場で細かくフォローしています。また、若手の内は普段の業務で触れる機会の少ない原価マネジメントを学ぶ原価管理教育をはじめ、すべての現場マネジメントの基本となる安全教育や積算ソフトを使った演習など、より現場に即した様々な教育を行なっています。

本社集合教育

年次教育を通じては、「技術計算演習」、「CAD研修」といった、実際の業務で必要となる技術の基礎を学びます。1年目の研修では、簡易なコンクリート構造物を自分でつくることで、作業員の仕事を実際に体験する実習も行います。加えて、各年次教育で実施する現場見学では自身が経験したことのない工種の工事についても触れることができます。さらに中堅社員教育、次期所長教育で「原価管理」、「安全管理」、「人財育成教育」を学ぶことにより現場の所長として必要な資質を習得します。

資格取得支援

土木系社員にとって必要不可欠な「1級土木施工管理技士」資格の取得を支援するため、受験者への対策講義や資格保有者による経験記述問題の添削を行い、バックアップします。その結果、1級土木施工管理技士実地試験における当社の合格率は80%(全国平均35%)です。また、技術者としての最高の資格の1つである「技術士」の取得支援についても、指導技術士制度や通信講座費用の補助によりサポートをしています。

[推奨資格例]
一級土木施工管理技士、コンクリート主任技士、技術士、一級建築施工管理技士、コンクリート技士、コンクリート診断士、労働安全コンサルタント

若手ジョブ
ローテーション教育

4年次には、4ヶ月に及ぶ若手ジョブローテーション教育を実施。前半の2ヶ月は、本社で施工計画作成や原価意識を養うための積算演習(官積算、実行予算作成)を行うほか、設計演習や技術演習などを行います。後半の2ヶ月は、支店の各部署で業務推進、環境品質、ゼロ災委員として作業所支援業務を経験します。

作業所のOJT教育

作業所でのOJT教育は、若手社員のスキルアップにおいて大きなウエイトを占めています。そのため、 1~5年次は「OJTスキルアップシート」を活用しながら、計画的にOJT教育を進めていきます。具体的には、本人と上長の面談によりスキルアップの目標を定め、PDCAサイクルを回しながら教育を実施します。

現場を支える事務を
学び、
会社を動かす
ゼネラリストへ。

事務系の育成モデルケース

事務系職種に従事する社員の多くは、「作業所事務」からキャリアをスタートします。当社の中核である「現場」にて、そこで発生する様々な事象や業務を知り、組織全体のビジネスモデルと、お金の流れなどを学びます。

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新入社員サポート(事務系)

事務系の新入社員研修では、施工の基礎知識や安全管理のほか、原価管理の基本や建設業法、労務政策などについて学びます。夏には、建築・土木の施工管理系の新入社員とともに「富士教育訓練センター」での実地研修に参加。仮設足場の建て込みや構造鉄筋の組み立てなどの実習を経験します。秋のフォロー研修では、外部講師を招いて仕事の進め方などについて学ぶほか、作業所事務や決算処理、式典などについて学習します。

事務系教育プログラム

事務系職種に従事する社員には、3年間のジョブローテーション期間を設けています。はじめに作業所事務として外勤業務を経験した後、適性を考慮したうえで、総務や経理などの内勤業務を経験し教育指導を受けます。ローテーション後は、本人の適性や希望、資格取得状況等も踏まえたうえでキャリア面談を実施し、異動の有無を決定します。

資格取得支援

事務系職種の社員については、入社3年間で建設業経理士2級に加えて、当社で定めている取得目標資格の中から、2つ以上の資格を取得することを目標として設定しています。上記と合わせて、入社4年間で4つの資格保持を目標として設定し、それに向けた様々なフォローや取り組みを行なっています。テキストや模擬問題の配布、各部門、支店での勉強会開催等の資格試験までの支援はもちろん、資格合格時には受験料や登録料、取得にかかる一部学費や祝い金等の支給も行ないます。また、上記資格のみに限らず、その他の資格についても充実のサポート体制を用意しています。社員一人ひとりが自身の希望と適性を見極め、目標とするキャリアに合わせた資格や知識を習得するために、会社全体がバックアップを行なっています。

[推奨資格例]
建設業経理士、社会保険労務士、宅地建物取引士、TOEIC 等