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ひとつのゴールに向けて、 みんなで最適解を 見つけだす。

Y.T.
関東支店 建築工事部 工事4室
2010年入社/建築学科卒

建築施工管理

Why TODA?

建築を学んでいた学生時代、恩師から「君は現場監督タイプだ」と言われてゼネコンを目指しました。ずっとバスケ部でキャプテンでしたし、チームで何かをするのが好きなので、確かにマネジメント向きかもしれません。戸田建設に入社を決めたのは、アットホームな社風と、学校建築を多く手がけているのが理由です。スポーツ好きとして、体育館をつくれたら楽しそうだなと思いました。

現在の仕事内容は?

難易度の高い超高層ビルを、
高品質かつ安全に施工。

TODA BUILDINGという、当社の本社ビルを建て替える一大プロジェクトで、地下躯体の工事を担当しています。地下躯体は、世界最高レベルの耐震性能を実現する次世代免震構造のベースとなる重要な部分。鉄骨ひとつとっても、太さ、長さ、重さなどすべてが規格外のサイズ。難易度の高い工事を、いかに安全に質を落とさず進めるか。設計図を紐解き、知恵を絞って施工計画を練っていくのが私たちの仕事です。実際に作業する協力会社さんへの伝え方も腕の見せ所。気持ちよく仕事をしてもらうために、相手のことをどこまで考えて段取りできるか。人間性やセンスも必要な部分だと思いますね。入社した頃にはなかった工法に携わり、情報共有もBIMやデジタル機器を駆使して行なうなど、建設業の変化を日々実感する現場です。また、工事課長として、部下のマネジメントにも挑戦しています。この現場で多くを学び、次に活かせるよう成長していきたいですね。

仕事内容の面白さ・やりがいは?

流れを想像しながら、
効率的な計画を考える。

建物というのは、図面だけでは建てることができません。どういう順番だと施工しやすいか、図面に出てこない部分まで考える必要があり、そこが難しいけれど面白いところです。工事の足場や資材の搬入ルートなどを決める仮設計画はその最たるもので、「仮設を制するものが現場を制する」という言葉があるほど。着工から竣工まで、すべての工程を安全かつ円滑に進めるための仮設計画にはさまざまな配慮が必要で、誰がやっても同じにはならず、正解がありません。私も以前担当したことがありますが、ひたすら考え抜いたその経験が、いまの自信につながっています。仮設に限らずどの工事でも、優れた施工計画とその実施によって現場がスムーズに回り、当社だけでなく協力会社さんのコスト減にもつながります。みんなでひとつのゴールを目指して最適解を考え、その通りに建物ができあがっていくのが、大きなやりがいです。

私の成長STORY

一口に工事といっても、鉄筋工事、型枠工事など、さまざまな種類があり、どんな工事もやってみないと実際のことは分かりません。だからこそ、出会ったタイミングが学びのチャンスです。

入社5年目で初めて躯体の鉄筋工事を任されたときは、上司から「愚直に自分の担当工事を死守しなさい」と言われました。自分が担当する工事が予定通りに終わらなければ、次の工事に影響し、協力会社や作業員さんに多大な迷惑がかかります。そのため、まず鉄筋工事について必死に勉強しました。段取り以前に、技術屋として確かな知識を持つことが対応力につながるからです。鉄筋の製造方法や種類、使い分けなど、本当に基礎から学びましたが、あのときに身につけた知識は、いまも自分の武器になっています。勉強する忍耐力もついたので、資格試験の学習にも活かせました。

やってみないと分からないという点では、作業所長も同じですね。経験を積み、いつか大プロジェクトの作業所長を務めてみたいです。

仕事で大切にしていることは?

ポジティブであること。

上に立つ人間がずっとしかめっ面をしていると、言いたいことも言えないですよね。だから日頃から、楽しくやること、笑うこと、褒めることを心がけています。私自身もかつては先輩から、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とよく言われていました。ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)をおろそかにすると現場全体も困りますから、何でも話しやすい明るい雰囲気づくりを大事にしています。

「人の戸田」を感じた瞬間は?

協力会社さんと接するとき。

戸田建設の社員だけでなく、関わる作業員さんが皆さんやさしいんです。「いい建物をつくろう」という気持ちを共有して、同じ方向を見てくれるので、いつも助けられています。こちらもそれに応えて頑張らなければと感じますね。「人がつくる。人でつくる」という戸田建設のスローガンを考えた人たちも、きっと同じような想いを感じてきたのだろうなと思います。

あらためて感じる戸田建設の魅力は?

いい建物を、いい仲間とつくれる。

協力会社さんも含めてどの現場でも人間関係がいいので、信頼できる仲間と協力して建物をつくっていけるのが魅力です。そうやって建物が完成したときの喜びは格別ですし、醍醐味でもあります。もともと人と話すのが好きなので、工事が終わるまでの間にいろいろな人と言葉を交わして仲良くなり、ときには一緒に遊びに行ったりできるのも、素敵なことだなと思います。

学生時代の自分に伝えたいことは?

英語の勉強をしたほうがいいぞ。

いまは現場でも外国籍の作業員さんが増えています。フィリピン、ベトナム、中国出身の方が多いですね。英語ができたら、彼らともっといろいろな話ができるかなと思うのですが、なかなか…。だから、学生時代の自分には「もっと英語を勉強しておいたほうがいいぞ」と言いたいです。それにやっぱり英語が話せるのって、かっこいいじゃないですか。

あなたの「○○愛」を教えてください!

「現物愛」

机上の空論ではなく、実際に「現地」で「現物」を観察し、「現実」を認識した上で問題解決を図る、「三現主義」という考え方があります。私も常に、現地で現物を見て考えることは大事だと考えています。年齢を重ねるごとにデスクワークの割合が多くなっていますが、とにかく気になったことは「現場に見に行く!」ということを心がけています。

ある1日のスケジュール

07:20
出勤

朝礼が始まる前にはメールチェックなどを終わらせておきます。

08:00
朝礼・現場巡回

人数の多い現場ですが、なるべく作業員さんと顔を合わせて挨拶するようにしています。

09:15
書類チェック・処理

管轄する諸官庁に出す書類のチェックも大切な仕事です。

11:00
社員会議

難しい工事について、チームで施工方法を検討します。

12:00
昼食

仕出し弁当があるのでありがたいですね。

13:00
現場巡回

大きな現場なので、午前中回りきれなかった場所を確認します。

14:00
工事計画・図面チェック

今後の工事計画について、画面を見ながら共有します。

16:00
社員会議

決められた計画をもとに、スケジュールの確認などを行ないます。

17:00
メール処理

協力会社さんとのメール連絡などを行ないます。

19:00
退社

残業が多いときもありますが、なるべく早く帰るようにしています。