柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造とする「TO-RCS工法」

建物の構造体を鉄骨造(S造)とするか、鉄筋コンクリート造(RC造)とするか、あるいは鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)とするかは、工期・コスト・スペース・建物性能(耐荷重や振動など)を決定づける大きな要素です。
また、工期とコストは原材料価格の大幅な変動や需給バランスといった外的要因によって左右されます。

計画時点で経済動向を読みながら最適な構造を選定し、柔軟に対応していくことが求められています。

TO-RCS工法は、柱の間隔が広い大スパンを実現するS造の梁と振動に強いRC造の柱を組み合わせた工法です。
柱をプレキャスト化(工場生産)するなど、柱の施工方法を柔軟に選択することができるため、様々な施設で採用されている工法です。

免震構造のご提案

免震構造概要

建物全体を柔らかい免震装置の上に載せることにより、地震時の激しい揺れがゆったりした揺れに変わり、建物の損傷を軽減するとともに家財・機器等の破損や転倒を防止します。
建物に応じて最も適したシステムを選択できるよう、多様な免震ディバイスを用意しています。
戸田建設のTO-HIS工法では、複数の免震装置を組み合わせることで、安価に高性能な免震システムを提供します。

戸田建設の免震構造「TO-HIS工法」のご紹介

戸田建設では、積層ゴム・弾性すべり支承・オイルダンパーという3つの免震装置を併用した、TO-HIS工法を提案しています。TO-HIS工法では、安価に高性能の免震システムを提供します。それぞれの装置の特性を生かし、小さな地震から非常に大きな地震まで優れた免震効果を発揮します。

免震装置は、施設の大きな重量を安定的に支持出来ることと大地震時の高い免震効果が両立される組合せを採用します。「絶縁機能」と「支持機能」と「復元機能」を持つ【天然ゴム系積層ゴム】を中核とし、より長周期化を図るために「絶縁機能」と「支持機能」に加え、「減衰機能」を持つ【弾性すべり支承】を配置します。
また、免震層に高い「減衰機能」を付加するための【オイルダンパー】を建物に配置します。

天然ゴム系積層ゴム

天然ゴム系積層ゴムは、薄いゴムシートと鋼板を交互に積層したもので、上下方向には高い剛性を持ち支持能力に優れると共に、水平方向に対しては柔らかい剛性と大きな変形能力を有しています。支承として最も安定した装置といえます。

弾性すべり支承

弾性すべり支承は、上部構造と基礎の間を滑らせ長周期化を図り、地震時水平力低減を図る装置です。すべり材はPTFE(四フッ化エチレン樹脂)が用いられ、相手材はステンレス材(SUS材)あるいはこれにフッ素樹脂コーティングしたものが用いられます。

オイルダンパー

オイルダンパーは、ピストンとシリンダー及びその中に封入されたオイルからなり、オイルがピストンに設けられたオリフィス(小さな孔)を流れるときに生じる圧力損失による減衰力を利用するものです。小地震時から大きいエネルギー吸収能力が期待できます。

関連情報