物流施設を支える構造技術
柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造とする「TO-RCS工法」


建物の構造体を鉄骨造(S造)とするか、鉄筋コンクリート造(RC造)とするか、あるいは鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)とするかは、工期・コスト・スペース・建物性能(耐荷重や振動など)を決定づける大きな要素です。
また、工期とコストは原材料価格の大幅な変動や需給バランスといった外的要因によって左右されます。
計画時点で経済動向を読みながら最適な構造を選定し、柔軟に対応していくことが求められています。
TO-RCS工法は、柱の間隔が広い大スパンを実現するS造の梁と振動に強いRC造の柱を組み合わせた工法です。
柱をプレキャスト化(工場生産)するなど、柱の施工方法を柔軟に選択することができるため、様々な施設で採用されている工法です。
当社のPC工場で部材を生産しています
当社には、千葉県成田市にPC工場があります。PCとはプレキャストコンクリートの略で、柱や梁、バルコニーなどのコンクリート部材を製作する工場です。
工場にて製品化することにより、現場で型枠を組む工法に比べ、
- 工期が短縮できる。
- 高品質なコンクリートが得られる。
- 天候による影響を受けにくい。
- 鋼製型枠の使用により森林資源の保護に貢献している。
といった特徴があります。
物流施設をはじめ、短工期を求められる多くの物件で採用されています。

成田PC工場全景

出荷前のPC柱
当社の成田PC工場は、(社)プレハブ建築協会の高強度PC部材品質認定基準【H認定】を受けており、【H認定】のなかでも設計基準強度Fc120N/mm2という高強度の認定を取得しています。
国内でFc120N/mm2を取得しているのは、当工場を含め5工場しかありません。(2008年4月(社)プレハブ建築協会公表)

PC部材品質認定書
