技術概要

換太郎の構成概要

風の換太郎は、教室内の空気環境を良好に保つため、有風時は風力により自然換気を行い、無風時はファンにより換気を行うハイブリッド換気システムです。
建築基準法で求められている常時換気を対象としており、過剰な給排気風量を制御できる定風量調整ダンパにより、自然風力が変化しても教室内には安定した換気量が得られ、省エネルギーで良好な室内環境を確保することができます。

風の換太郎は西松建設株式会社との共同開発です。

お客様のメリット

  • シックスクール対策に有効です。
  • 建築基準法で求められている1時間あたり0.3回の換気量を確保します。
  • 自然風を利用して低ランニングコストで常時少風量換気を行います。
  • シンプルなシステムなので、メンテナンスが簡単です。
  • 雨の日など窓を閉めていても、十分な換気量を確保できるため、防犯上も安心です。
  • リニューアル工事にも対応が可能です。

技術・工法の特徴

運転パターン

バルコニー側からの風の時

廊下側からの風の時

無風の時

  • バルコニー側からの風でも廊下側からの風でも定風量の換気が可能です。
  • 無風時など、風だけで有効な換気が行えない場合は、全熱交換器を微弱モードで運転して必要な換気量を得ます。

ランニングコストの比較

換気システムによる換気ランニングコストの比較

実測結果および気象データに基づく予測によると、「風の換太郎」の自然換気稼働率は50%程度であり、学校教室において多く採用されている全熱交換機を常時換気としても用いた場合と比較して約30%、微弱ユニットを組み込んだ場合と比較しても約20%換気に関わるランニングコストが低減されます。

ホルムアルデヒド濃度予測

竣工6ヶ月後(9月)でのホルムアルデヒド濃度

3月に竣工する学校において、什器類等からの放散も考慮してホルムアルデヒド濃度を予測すると、気温の高くなる6ヶ月後の濃度が高くなりますが、「風の換太郎」で常時換気を行うことで教室内のホルムアルデヒド濃度を厚生労働省指針値(100µg/m3)の1/2以下に保つことができます。

※室内空気汚染予測システム“CONSIM.NeT”により予測

技術に関するお問い合わせ

関連情報

ソリューション

技術

ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)などによる室内空気汚染問題に対して、設計・施工・引渡しに至るまで対策を行います。

実績

  • 日本女子大学付属豊明幼稚園
  • 中村学園高砂幼稚園

リリース