技術概要

ドライアイスブラスト工法での除染状況

一般的な除染対策には水を用いた高圧水洗浄法が多く採用されていますが、使用した水の回収や回収した汚染水の減容化・処理、さらに作業時の二次汚染に対する処置などの課題があります。水を使用しないドライアイスを用いた除染工法では、水の回収等の課題は解決できるものの、作業中に多くの粉じんが発生するといった課題もあります。
本工法は、これらの課題を解決し、様々なニーズに応えるために開発した安心・安全な工法です。

お客様のメリット

  • 除染効果
    除染の実証試験で、表面汚染密度が49%以上低減することを確認しています。また、除染対象面に特殊なゲルを吹き付けるゲルスプレー工法では55%以上低減することを確認しています。
  • 高い汎用性
    ニーズ、費用、周辺状況に合わせ、除染を行う際の養生方法を選択することができます。
  • 廃棄物の低減
    使用するドライアイスペレットは放射性物質を除去すると同時に気体へ変化します。水や研掃材などの廃棄物の発生はありません。

技術・工法の特徴

この工法は、直径約3mm、長さ約10mm程度のドライアイスペレットを家屋の壁や屋根、駐車場などの対象面に投射(ブラスト)し、除染対象面から放射性物質を除去する工法です。
高圧でドライアイスのペレットを対象物に打ち付け、ドライアイスが昇華する際の爆発力と表面の凍結効果により効率的に除去できます。
3タイプの養生方法と組み合わせることで除染の際に粉じんの飛散を抑制することができます。

ドライアイスブラスト工法での除染方法

養生方法(選べる3タイプ)

  • ワイドバキューム:除染対象箇所で吸引を行い、粉じんの飛散を防止
  • 部分隔離  :対象面を部分的に隔離し、粉じんの飛散を防止
  • 全体隔離  :対象面を全面的に隔離し、粉じんの飛散を防止

ワイドバキューム

ワイドバキューム

部分隔離

部分隔離

全体隔離

全体隔離

確かな技術

この技術は、吹付アスベスト除去や機械設備洗浄等に用いられる確かな技術を応用しています。
また、アスベスト処理工事やダイオキシン類の除去工事に多くの実績がある三協興産株式会社と共同で開発を行っています。

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