技術概要

NEOカッター工法

低騒音、低振動により近隣に配慮した解体工法

「NEOカッター工法」は、小型重機に専用アタッチメントを装着した低騒音・低振動の電動ウォールソーにより鉄筋コンクリートを切断する解体工法です。

地下外壁や基礎の解体では、通常ジャイアントブレーカで突っついて破壊をしている為、大きな騒音と振動を伴います。この従来工法と替わる「NEOカッター工法」は、都市部での地下躯体の解体などにおいて、騒音・振動の低減に効果を発揮します。

お客様のメリット

切断状況

  • 低騒音で解体が可能です。
  • 振動がほとんど発生しません。
  • 押付けるだけで固定ができるため、あと施工アンカーが不要です。
  • ジャイアントブレーカーと同程度の解体効率で施工が可能です。

技術・工法の特徴

仕様

  • 重量:5,400kg(アタッチメント350kg)
  • アタッチメントの大きさ:全長2,300mm×全幅890mm ×1,380mm
  • 先端旋回角度:左右200度
  • 先端首振角度:左右45度
  • 伸縮長さ:100㎜
  • 切断スピード:2.0m2/h(鉄筋量0.5%のRC造の場合)
  • 切断深さ:0~500mm
  • 電源:三相400V(切断部)、200V(操作部)
  • その他:ウォールソー冷却用水道水  垂直、水平切断可能

NEOカッター工法の概要

施工方法

  • アタッチメントの旋回、首振、伸縮機能を用いて、切断位置にウォールソーをセット。
  • 切断位置への固定は、アンカーを用いずに、アタッチメントを切断位置に押し付ける摩擦力だけで固定。
  • 摩擦力は押しつけ力により変化する為、伸縮装置の油圧を計測しており、所定の油圧に到達後、圧力表示ランプが青に点灯してから、切断を開始。
  • ウォールソーはコントロールリモコンを用いて操作し、所定の深さ、長さまで切断。
  • 垂直、水平切断が可能であるため、解体部位をブロック状に切断。

垂直切断

水平切断

油圧検知装置

コントロールリモコン

振動・騒音の低減効果

NEOカッター工法(切断)、ニブラー(圧砕)、ジャイアントブレーカ(打撃による破砕)の3工法による騒音・振動レベルの比較を行いました。
NEOカッター工法はジャイアントブレーカと比べて、
・音圧レベルは-21dB ・騒音レベルは-22dBA
の低減効果がありました。

騒音測定結果

※1 音圧レベル:音圧の大きさを、基準値との比の常用対数によって表現した量(レベル)

※2 騒音レベル(A特性音圧レベル):同じ音圧レベルでも、高い音と低い音では耳に感じる音の強さは違うため、実際人間が感じる音の強さとして補正を加えたもの

作業範囲

高さ6mまで届くので、梁の解体も足場が必要ありません。
ただし、切断位置から後方に8m程度の作業スペースが必要となります。

作業範囲図

適用範囲

ニブラー(圧砕機)のツメでつかめないような、片側からしか解体が出来ない部位に有効です。

  • 建物用途:選ばず
  • 部位:地下外壁、擁壁の解体など

特許

特許第4875406号

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