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現場のオールラウンダー として、事務方から 工事を推し進める。

M.I.
建築管理部 建築管理グループ
2016年入社/法学部 国際政治学科卒

作業所事務

Why TODA?

私の父はお神輿をつくる職人だったので、子どもの頃からものづくりを見るのが好きでした。文系ということもあり、自分自身がものをつくるのは難しいと感じていましたが、それでも、ものづくりを間近に見ながら作業員さんを支える仕事がしたいと考えて、ゼネコンの事務系職種を志しました。なかでも戸田建設は、面接などで親身に声をかけてくれた様子に「人の良さ」を強く感じましたね。そんな企業文化のなかで、ものづくりのすぐ隣にいられる作業所事務の仕事をしたいと思い、入社を決めました。

現在の仕事内容は?

現場という「会社」のなかで、
経理・人事・法務・総務を一手に担っています。

2018年から始まった大規模再開発プロジェクトの作業所で、事務方として現場を推進しています。現場は1つの会社のようなものです。私たちはその「会社」で、経理・人事・法務・総務を一手に引き受けています。経理はいわゆる金庫番の仕事です。工事を行なう上では社員の給与や協力会社への支払いなど、さまざまな経費が発生するので、初めに予算計画を立てて、月毎の進捗を管理しています。人事の業務は社員の勤怠管理が中心で、残業が多い人がいた場合はその上司に業務の振り分けを働きかけることもあります。法務は契約書の締結に関する業務。大規模な現場では工事が進むなかで新たな契約が必要になることも多く、その都度、適切な契約書の確認などを行ないます。そして、総務は現場のサポーター的な仕事です。現場は所長をトップに、大勢のメンバーがそれぞれの役割を全うすることで工事を進めていきます。その全員が安全にモチベーションを高く保ちながら働けるように、イベントを行なうなどして現場を1つにまとめていくことも大切なミッションです。

仕事の面白さ・やりがいは?

大勢の人・大きな金額を動かしながら、
みんなで1つの目標に向かう喜びがあります。

現在の再開発プロジェクトは大規模なだけに、現場の社員や作業員さんの人数も膨大です。その分、対応する書類の数や管理する予算も大きくなり、金額で言えば億単位を動かすことになります。大きな金額を扱う責任を感じますが、それ以上に、スケールの大きな仕事を任されている喜びも感じます。

今の現場は同業他社とのJV(ジョイント・ベンチャー)で取り組んでいるので、他社の方と関わる機会が多いです。ほかにも地権者の方などさまざまな立場の方と関わります。こうして自社以外の文化に触れなから働けることも面白さの1つ。竣工という1つの目標に向かってみんなで協力し合えるのは楽しいことです。入社1年目に担当したオフィスビルの現場では、解体から新築の竣工までを一貫して担当させてもらいました。ものづくりの一連の流れを理解できたと同時に、竣工したときには大きな達成感がありました。この時の嬉しさは、きっと他の仕事ではなかなか味わえないと思います。

私の成長STORY

入社2年目は現場ではなく東京支店の会計課で働いていました。この時に私が取り組んだのは、新たな経費精算の仕組みづくりです。それまでは部署単位で大まかに管理されていた精算情報を、人単位で細かく管理できるよう仕組みを変えるプロジェクトでした。全国の支店に足を運んで新ルールの説明をしましたが、なかなか浸透していきません。そこで学んだのは、新しいことを実現する難しさです。4,000人を超える社員全員が同じペースで新しいルールを理解することは難しいので、たくさんの問い合わせに対応する必要があり、経験の浅かった私にとっては大変な仕事でした。そんな苦労の甲斐あって無事に経費精算システムはアップデートされ、それが現在のシステムのベースとなっているのは誇らしいことです。

この時はいろいろな部署の方とやりとりしたおかげで、社内のネットワークができたことも嬉しい収穫でした。その人脈は今でも私の助けとなってくれています。今思えば、早いうちに苦労ができてよかったのかもしれませんね。

このように支店から広い範囲を俯瞰する仕事も面白いですが、しばらくは現場で仕事を極めていきたいと思っています。

仕事で大切にしていることは?

相手の視点で「思いやり」を持って対応すること。

部署を異動した経験から、相手の気持ちに想像力を持てるようになりました。他部署に何かお願いをする時にも、「こうされたら困るかな」と思うことはしないように心がけています。もちろん、今いる現場でもたくさんの人たちと関わっているので、そうした「思いやり」は必須だと感じています。

「人の戸田」を感じた瞬間は?

協力的な人ばかりです。

私一人では解決できないことに対して、協力して一緒に解決しようと働きかけてくれる人が多いと感じます。何気ないコミュニケーションを取るなかで自然と助けようとしてくれることが嬉しいですね。そんな人たちと働いていると、私もできることがあれば協力したいと感じるので、その心が広がって戸田の社風をつくっているのかなと感じます。

あらためて感じる戸田建設の魅力は?

人とのつながりを本当に大切にしているところです。

人とのつながりを大切にする戸田建設だからこそ、社員同士だけでなく作業員さんとの関わりも深く、それが仕事のしやすさ・楽しさにつながっています。みんなの一体感を高めて士気を上げるために、さまざまなイベントを企画しており、先日は熱中症予防として塩をかけたトマトときゅうりを配りました。

学生時代の自分に伝えたいことは?

面白いと思えることを早く
見つけるために、動き出そう。

今になって思うのは、自分が面白いと思えることを早めに見つけて、そのための勉強を惜しまず頑張った方がいいということです。現場で一緒に働く建築系の社員たちは、早くから専門的な勉強を始めている人がほとんどです。「こんな仕事がしたい」という目標を見つけるのが早ければ早いほど、その準備の時間をしっかり取れるので、希望する仕事に就ける可能性も高まるのではないでしょうか。

あなたの「○○愛」を教えてください!

「工夫愛」

作業所では、これまでのやり方を踏まえて改善することがよくあります。日頃から自分なりに工夫して、「こうすればもっとよくなるのでは?」と考えて行動することを大切にしています。ファイルの作り方や、イベントで配るおやつを選ぶにしても、私なりの考えを反映させられる余地があるんです。そんな自由な雰囲気だからこそ、もっと工夫したいと思えるのかもしれません。

ある1日のスケジュール

07:45
出勤

作業所内をきれいに掃除して、仕事の準備を整える。

08:00
業務開始

メールチェックと1日のスケジュールを確認して業務スタート。

09:00
説明資料作成

本社に向けて工事の予算状況を報告する資料を作成。

11:00
派遣社員受け入れ対応

新しく事務所で働く派遣社員さんに事務所内を案内。

12:00
昼食

毎日、社員みんなの分を手配している仕出し弁当を食べる。

13:00
請求書の処理

現場の協力会社さんからの請求書などを確認して経理処理。

15:00
打ち合わせ

作業所内の事務メンバー全員で今後の予定を確認。

16:00
現場の社員や作業員さんに相談

現場を回って社員や作業員さんに声をかけ、今後のイベント計画を相談。

17:30
退社

作業所内を片付けて帰宅。