新着情報 東京都による「次世代電⼒システムによる
電⼒データ活⽤モデル構築に向けたプロジェクト」に共同事業者として採択

2020/08/04

⼾⽥建設(株)(社⻑︓今井 雅則)は、東京都が実施する「次世代電⼒システムによる電⼒データ活⽤モデル構築に向けたプロジェクト」(以下 本プロジェクト)に、(株)エナリス、(株)マルイファシリティーズと共同で採択されました。

本プロジェクトは、エナリスによるP2P(Peer to Peer(ピア・ツー・ピア)の略)ブロックチェーンプラットフォームをベースに、現⾏制度上で実現可能な電気や環境価値のP2P電⼒取引※1プラットフォームの構築に向けた実証に取り組むものです。
当社では、本プロジェクトを通じ、都内在住の当社グループ社員が保有する太陽光発電の⾃家消費分の電⼒に含まれる環境価値を抽出、デジタル通貨に変換・提供するスキームについて実証してまいります。

当社はRE100 企業として、再⽣可能エネルギー事業の拡⼤に引き続き取り組んでまいります。
詳細は下記をご参照ください。

参考資料■本プロジェクトについて

P2P電力取引プラットフォームの社会実装に向けた実証事業

主なプロジェクトの実施主体
(株)エナリス(プラットフォーマー)、(株)マルイファシリティーズ(小売電気事業者)、戸田建設(株)(RE100企業)
プロジェクトの全体概要
P2P電力取引プラットフォームを利用し、発電事業者や太陽光発電プロシューマーから電力環境価値を調達し、RE100企業への販売やデジタル通貨によるやり取りのスキームについて実証を行う。
プロジェクトのポイント
  • 環境価値の抽出・提供スキームの実証

    (株)エナリスによる電力取引プラットフォームを通じ、太陽光発電に含まれる自家消費分から「環境価値」を抽出し、それを当社に提供するスキームについて検証を行います。

  • 環境価値のデジタル通貨への変換・提供スキームの実証

    デジタル通貨ブロックチェーンとの連携により、太陽光発電自家消費分に含まれる「環境価値」を対価としてデジタル通貨※2に変換し、プロシューマーに提供するスキームについて実証を行います。

実証スキーム
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  • ※1

    P2P電力取引:Peer to Peer(ピア・ツー・ピア)の略。個人間での電力取引のこと。太陽光発電や蓄電池等のエネルギーリソースを所有する個人・法人が、電力を必要とする需要家に対して直接電力を供給する取引形態。

  • ※2デジタル通貨はポイントに変換し利用可能とする方向。
東京都「次世代電⼒システムによる電⼒データ活⽤モデル構築に向けたプロジェクト」とは

東京都では、デジタルの⼒で東京のポテンシャルを引き出す「スマート東京」の実現に向け、先端技術等を活⽤した分野横断的なサービスの都市実装を⽬指しています。
本プロジェクトは、この取組の⼀環として、次世代電⼒システムとして注⽬されるP2P電⼒取引プラットフォームの社会実装に向けた事業⽀援と課題等の整理を⾏う⽬的で実施されるものです。
事業プロモーターは、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング(株)です。詳しくは、事業プロモーターの特設サイトをご参照ください。

特設サイトURL︓https://tmgp2p.eyadvisory.co.jp/