株主・投資家情報 株主・投資家の皆様へ

持続的に成長する
企業を目指して
代表取締役社長
大谷 清介

当期の概況

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
また、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々、ご遺族の皆様に謹んで哀悼の意を表すとともに、罹患されている方々や困難な状況におられる方々が一日も早く回復されますよう心よりお祈り申し上げます。

当連結会計年度(2020年4月1日~2021年3月31日)における国内景気は、新型コロナウイルス感染症の拡大が経済活動に甚大な影響をもたらし、企業収益の悪化と先行きへの不透明感が続きました。また、飲食や宿泊など、個人消費も大きく落ち込み、全体として厳しい景況となりました。建設業界においては、官公庁工事の受注が堅調に推移した一方、民間工事は企業の業況感の悪化が影響し前連結会計年度を下回りました。

このような状況の中、当社グループの業績は以下のとおりとなりました。連結売上につきましては、主に当社の建築事業における売上高が減少したことにより、5,071億円と前連結会計年度比2.2%の減少となりました。利益面につきましては、主に当社の建築事業において好採算の工事が減少したことなどにより、売上総利益は648億円と前連結会計年度比7.8%の減少となりました。販売費及び一般管理費につきましては人件費の増加等により、371億円と前連結会計年度比6.0%増加したことにより、営業利益は276億円と前連結会計年度比21.4%の減少となり、経常利益も303億円と前連結会計年度比20.7%の減少となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、固定資産廃棄損等が発生しましたが、投資有価証券売却益等により、197億円と前連結会計年度比23.6%の減少となりました。

戸田建設グループ「中期経営計画2024」

当社グループは、昨年度、2020年度から2024年度の5ヵ年を対象とする「中期経営計画2024」を策定いたしました。

VUCAの時代と言われるように、当社グループを取り巻く経営環境は変化が激しく、先行きにも不透明感が急速に増しております。特に、現下の新型コロナウイルス感染拡大の影響は、業績面はもとより、中長期的観点からはビジネスモデルにおけるパラダイムシフトとなることが予測されています。

また、気候変動や資源不足、人口構造の変化等に伴う社会的課題の解決に向けて積極的に取り組むなど、社会価値(ESG・SDGs)と経済価値を重視した経営が求められております。 加えて、2024年竣工予定の(仮称)新TODAビル(本社ビル)の施工など、新たな収益基盤構築のための「変革フェーズ」となります。

このような認識のもと当社グループは本計画を推進し、常なる改革を行い、自ら変わり続けていくこと(Transform)によって持続的成長を実現してまいります。

Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性