新着情報 旧大宮図書館施設活用事業の優先交渉権者に決定! さいたま市所有の公共施設を観光拠点・地域ビジネス拠点・情報発信拠点として利活用

2020/09/11

戸田建設(株)関東支店(支店長:町田 佳則)・(株)キャンプサイト(代表取締役:内田 勝久)・一般社団法人バイクロア(理事長:松原 満作)※1・戸田ビルパートナーズ(株) (代表取締役社長:斎藤 好彦)の4社のグループ(グループ名:OMIYA COMMON LIBRARY(みんなの図書館) グループ代表者:戸田建設(株)関東支店)は、さいたま市が「大宮駅周辺地域戦略ビジョン」(2010)に位置づける優先プロジェクト「公共施設再編による連鎖型まちづくり」の一環として取り組んでいる「旧大宮図書館施設活用事業」の優先交渉権者に選定されました。

イメージ:イベント時の外部空間

事業概要

旧大宮図書館施設活用事業は、旧大宮図書館が2019年5月に新大宮区役所へ移転したことにより、さいたま市が民間事業者に対し旧大宮図書館と駐車場を一括賃貸し(定期建物賃貸借契約)、民間事業者が活用する事業で、2020年2月に公募されました。民間事業者が主体となり新しい拠点として施設を活用することで、周辺エリアの価値向上と新たな賑わいの創出など、まちづくりへの貢献を図ることを目的としています。
(所管部署:さいたま市都市局都心整備部大宮駅東口まちづくり事務所)

OMIYA COMMON LIBRARYグループのコンセプト

当グループは、これからの大宮の新しいライフスタイルを形成する拠点として、①大宮と氷川参道の賑わい創出・集客のための観光拠点、②地域産業の活性化を支える地域ビジネス拠点、③大宮ブランド形成の核となる情報発信拠点、以上3つの役割を旧大宮図書館で実現します。これらの拠点を形成する上で、さいたま市の上位方針(自転車まちづくりプラン~さいたまはーと~)にある自転車を核としたコミュニティーづくりを10年間かけて行い、自転車と人を中心としたまちづくりを実現していきます。10年間の施設運営においては、タウンマネジメントの発想により、魅力の維持に努め、大宮ブランドを広げていきます。

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図:コンセプトイメージ図

施設構成

施設は、1階に大宮ブランド発信拠点としてイベントスペース、飲食店、物販店舗等、2階に地域ビジネス発信拠点としてコワーキング・オフィス、保育施設、3階に観光拠点としてさいたま観光国際協会、オフィス、屋上テラス、地下1階に様々な活動が可能なスタジオを配置する予定です。また、建物周辺では様々なイベントを開催することを検討しています。
なお、現在はJACK 大宮にある公益財団法人さいたま観光国際協会が、テナントとして入居する事が決まっています。

施設概要

住  所:さいたま市大宮区高鼻町2-1-2(大宮駅から徒歩12分)
敷地面積:①図書館用地 2,534㎡(766.5坪)
     ②駐車場用地 1,318㎡(398.7坪)
構造規模:RC造 地上3階/地下1 階
竣 工 年 :1972年竣工
延床面積:3,521㎡(1,065.1坪)

今後について

今後、さいたま市との協議・調整により当社が必要な諸手続き等を行います。また事業グループとして、プラン等の具体化やブラシュアップ、施設の開業に向けて準備を進めていきます。施設の開業時期は2021 年度内を予定しています。なお、今後の協議状況によっては、計画の変更の可能性があります。

  • ※1 「バイクロア実行委員会」は2020年8月11日付で「一般社団法人 バイクロア」として法人登記致しました。