新着情報 旧大宮図書館施設活用事業の事業者に決定!
さいたま市と基本協定書を締結
さいたま市所有の公共施設を観光拠点・地域ビジネス拠点・情報発信拠点として利活用

2020/10/26

戸田建設(株)関東支店(支店長:町田 佳則)は、2020年10月26日、さいたま市役所にて、さいたま市が「公共施設再編による連鎖型まちづくり」の一環として取り組んでいる「旧大宮図書館施設活用事業」について、さいたま市(市長:清水 勇人)との間で基本協定書を締結し、事業者に決定いたしました。
また同日付で、当事業の優先交渉権者に選定されていた戸田建設(株)関東支店(グループ代表者)・(株)キャンプサイト(代表取締役:内田 勝久)・一般社団法人バイクロア(代表:松原 満作)・戸田ビルパートナーズ(株)(代表取締役社長:斎藤 好彦)の4社のグループ(グループ名:OMIYA COMMON LIBRARY(みんなの図書館))は、別途、当基本協定書に基づく4社協定を締結し、今後、事業の具現化にむけて邁進していきます。

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                             写真:式記念撮影
(左からバイクロア:松原代表、戸田建設関東支店:町田支店長、さいたま市:清水市長、戸田ビルパートナーズ:松本常務、キャンプサイト:孫取締役)

今後、今年度中の定期建物賃貸借契約の締結に向け、さいたま市との協議・調整を戸田建設(株)関東支店が行っていきます。またグループとして、プラン等の具体化やブラッシュアップ、テナントリーシング等施設の開業に向けて準備を進めていきます。施設の開業時期は2021年度内を予定しています。なお、今後の協議状況によっては、計画の変更の可能性があります。

事業概要

旧大宮図書館施設活用事業は、旧大宮図書館が2019年5月に新大宮区役所へ移転したことにより、さいたま市が民間事業者に対し旧大宮図書館と駐車場を一括賃貸し(定期建物賃貸借契約)、民間事業者が活用する事業で、2020年2月に公募されました。民間事業者が主体となり新しい拠点として施設を活用することで、周辺エリアの価値向上と新たな賑わいの創出など、まちづくりへの貢献を図ることを目的としています。

OMIYA COMMON LIBRARYグループのコンセプト

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図1:イメージイラスト

当グループは、これからの大宮の新しいライフスタイルを形成する拠点として、①大宮と氷川参道の賑わい創出・集客のための観光拠点、②地1域産業の活性化を支える地域ビジネス拠点、③大宮ブランド形成の核となる情報発信拠点、以上3つの役割を旧大宮図書館で実現します。これらの拠点形成とともに、その支えとなる自転車を核としたコミュニティーづくりを10年間かけて行い、自転車と人を中心としたまちづくりを実現していきます。10年間の施設運営においては、タウンマネジメントの発想により、魅力の維持に努め、大宮ブランドを広げていきます。

図2:コンセプトイメージ

施設構成

施設は、1階に大宮ブランド発信拠点としてイベントスペース、飲食店、物販店舗等、2階に地域ビジネス発信拠点としてコワーキング・オフィス、保育施設、3階に観光拠点としてさいたま観光国際協会、オフィス、屋上テラス、地下1階に様々な活動が可能なスタジオを配置する予定です。また、建物周辺では様々なイベントを開催することを検討しています。
なお、現在はJACK大宮にある公益社団法人さいたま観光国際協会が、テナントとして入居する事が決まっています。

施設概要

住所  :さいたま市大宮区高鼻町2-1-2(大宮駅から徒歩12分)
敷地面積:①図書館用地 2,534㎡(766.5坪)
     ②駐車場用地 1,318㎡(398.7坪)
構造規模:RC造 地上3階/地下1階
竣工年 :1972年竣工
延床面積:3,521㎡(1,065.1坪)