新着情報 第66回 建築生産技術研究発表会を開催

2020/11/05

戸田建設(株)(社長:今井 雅則)は、第66回建築生産技術研究発表会を10月13日(火)に本社会議室(東京都中央区)にて開催し、その模様をYouTube Liveにより社内へライブ配信しました。会議室での視聴を含め、当日約600名の社員が参加しました。
この発表会は建築工事統轄部が主催し、本社各部署の新しい施策や、各支店の作業所で実施している品質や生産性の向上に向けた取組みを、全国の作業所に水平展開することを目的として1954年から毎年開催しています。

建築生産技術研究発表会の概要

今回の発表会では、「建築工事統轄部の取組みと自動化施工の今後」、「高度な施工技術への取組み」、「解体・リニューアルでの取組み」と題した3セッションで計10件のプレゼンテーションが行われました。今回は、新型コロナウイルスの対策として、本社会議室での開催として、主催者・発表者など必要最小限の人数のみが参加し、これ以外の社員は職場の自席や在宅で視聴できる開催形式を試みました。
プレゼンテーションでは、開発センターで開発中の「自動化施工の現状と将来像」を初めとした最先端技術への取組みと、今後更に増えることが予想される「解体・リニューアル」にスポットを当てた事例が紹介されました。

発表会の冒頭、社長からは、安全性・生産性に関する具体的な目標や現状の数値を示しつつ、「①施工ノウハウや技術力はブランド価値資産の核になる部分である。それをいかに蓄積・共有化し、増やしていくかが非常に重要なことである。②新しい事業に投資するという考え方がブランド資産につながり、それをふまえた技術の開発や発展に取り組んでもらいたい。③多彩なグループ会社を技術力でつないで相乗効果で発展していくことが重要である。このようなことを意識し、本日の発表を全国に展開していってもらいたい。」との話がありました。

今後の展開

当社ではこのような発表会を通じて、企業として今後目指していく方向性や建築生産技術に対する施策や取組み事例を全社員が共有し、全社的な技術力の向上を図りながら、これからも様々な課題に対して積極的に取り組んでまいります。

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写真1 今井社長による挨拶
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写真2 発表会場の様子