2020/12/21

戸田建設（株）（社長：今井 雅則）は、100%子会社でアメリカ合衆国において不動産事業を行うアメリカ戸田建設（株）（社長：植草 弘、本社：サンフランシスコ市）を通じ、カリフォルニア州ダブリン市に所在するオフィスビル「5601 Arnold」を取得しました。

本物件の所在するダブリン市は、米国西海岸の金融、経済、観光の中心地であるサンフランシスコ市より東方約45kmに位置し、隣接する複数の市と併せ「トライ・バレー」と呼ばれる郊外都市群のうちの一都市であり、その中でも、市制施行が1982年と比較的若い同市では、現在も、大小様々な住居系および商業系の不動産開発が進展し、成長期待の高い都市として、注目を集めています。

新型コロナウイルス感染症の流行拡大を契機に、在宅勤務を含め、“都心部から郊外へ”といった就業場所、就業機会のシフトが部分的にも確実に進む中、ダブリン市は、従来からの主要都市へのアクセスの良さに加え、日帰り圏内にある多くのワイナリーや観光農園、国立公園など、レクリエーションの豊かさが改めて評価され、“職・住・遊”がコンパクトにまとまった都市として、一般層から富裕層まで幅広い層の居住先となっているだけでなく、サンフランシスコ市やシリコンバレーなどから転出する企業の受け皿にもなっています。
今後、オフィスマーケットの選別が本格化するとの観測もありますが、引き続き高い評価が予想される同市内オフィスの一つとして、本物件も長期的に安定した稼働が見込まれています。

アメリカ戸田建設は、サンフランシスコ市にて所有、運営する「600 Townsend」、また、本年7月に取得しましたロサンゼルス郊外アーバイン市の「111 Pacifica」に続き、今回、本物件を取得、運営を開始することで、米国での事業基盤を確立。市場ニーズを的確に捉えた、高品質なオフィス空間の提供を通じ、お客様の発展へ寄与すると共に、今後の更なる業容拡大を図って参ります。

【物件概要】