新着情報 戸田建設 第59回土木技術研究発表会を開催

2020/12/23

戸田建設(株) (社長:今井 雅則)は、12月2日(水)に第59回土木技術研究発表会を開催しました。当社は、土木技術の向上と継承および技術職員のレベルアップを目的として同発表会を毎年開催しています。今回は会場としてAP東京八重洲の会議室を使用し、新型コロナ感染症対策として席間隔を確保して開催したほか、Web会議システムによる支店会議室との接続、また現場や在宅で視聴できるようにライブ配信を行いました。その結果、コロナ禍において310名の役職員の参加を実現しました。

開催の冒頭に社長からは、「①技術は無形資産であるが、無形資産が企業価値を牽引するようになってきている。②当社のブランド価値資産は向上しているが、スパイラルアップが必要である。③ブランド価値資産の持続的向上には現場をはじめとした社員の日常活動、対外発信、社員及び協力会社の教育・指導が重要である。このようなことからも本日の発表内容が全社員に活用されるように期待している。」との挨拶がありました。
続いて藤田土木本部長からは、「営業と工事の両輪を繋ぐ車軸が技術である。すべてに技術が必要であり、本年、土木技術統轄部を新設したのもその観点である。」との話があり、また、受注と生産性について現状の数値を示しつつ将来の目標が示され、本日の発表会を有意義な会議にしてもらいたいと話がありました。

発表会は、社内での中長期的な取組みの報告と、3つの技術発表セッションで構成されました。各セッションでは「生産性向上への取組み」、「新技術への取組み」、「作業所における創意工夫」をテーマとし、計12件の技術発表が行われました。
なお、技術提携を結んでいる西松建設(株)(社長:髙瀨 伸利)からも10名が参加し、2件の技術発表が行われました。
参加者から活発な質問があり、盛況の内に幕を閉じることができました。

写真1 今井社長による挨拶
写真2 藤田土木本部長による挨拶
20201222_03.jpg
写真3 発表会場の様子